戦国時代 [2021/03/03,10:29:44]
文献資料の多くが残る江戸時代であれば、その資料を基にいろんな物語を作り上げることが可能だ。それ以前の戦国時代ということになると、極端に文字に残された記録は少なくなる。よって作家たちは豊かな想像力で補うしかないのだが、鳴神響一『斗星、北天にあり』(徳間文庫)はその空白の時代を描いた貴重な秋田の物語だ。16世紀の秋田の豪族、武士たちの政争が生き生きと描かれているのだが、主人公は佐竹氏が転封される前の安東愛季(ちかすえ)。このへんの時代や人物に関してはまったく知らなかった世界だ。時代小説としての出来不出来はよくわからないが、実に興味深く、一晩で読了した。安東以外の当時の為政者の動静も詳しく秋田県民にとっては戦国時代を知るうえで重要な指針になる本なのかもしれない。
V字編隊 [2021/03/02,09:44:08]
朝晩、白鳥の、とても美しいとは言いがたい鳴き声がかまびすしい。うるさいほどだ。家の上空は本当に白鳥の北帰行の通り道になっているのだ。ときどき空を見上げると、汚い鳴き声とは裏腹にきれいなV字編隊を作って飛んでいる優雅な姿が。長旅だろうが気を付けて、ご苦労さんと声をかけたくなる。昨日は散歩の途中、見慣れないサソリのエンブレムのついた車を見かけた。車に関してはほとんど無知なのだが、これまで見たこともない車だった。車体の「ABARTH」というメーカー名だけメモして帰って調べたらアバルトというフィアット系のイタリア車だった。へぇ秋田にもおしゃれな人がいるんだね。ちょっと昔のフォルックスワーゲンっぽい小型車でかっこいい。
昨日 [2021/03/01,09:30:44]
朝起きたら顔がこわばっている。昨日の超晴天の冬師雪原スノーハイクで日焼けしたせいだ。それにしても昨日の雲ひとつない、青空にそびえるまぢかな鳥海山は圧巻だった。文字通り本当に「雲ひとつない」のだから、こんなことは地元の人にも珍しいのではないだろうか。さらにと飛び跳ねて歩くカモシカの足跡がいくつかあった。どうしてこんなに歩幅の間隔があいているのか不思議に思ったら、時を置かず、スノーもビルに乗った男たちが背中には猟銃を背負って現れた。なるほどこいつらが追い詰めていたのか。帰途の温泉場で「鯨ハム」(和歌山大地産)をゲットした。これは珍しい。晩酌の肴に早速食べてみたが、生臭くて食えたものではなかった。ひどく騙されてしまった不愉快な気分。鳥海山の青空が台無しだ。
晴天 [2021/02/28,20:40:21]
今日は山。というか湿原をスノーシューで歩くハイキング。冬師雪原冬のハイクは毎年恒例になっているのだが、鳥海山がもっとおもよく見えるロケーションだ。けっこう小さなアップダウンが続く平原だ。まじかに鳥海山があるので広大な牧野になっているが火山灰地なので田んぼにはできなかった場所だ。ここをぐるりと1周して約6キロ。約5時間近くかけて回ってきた。久しぶりなので疲れた。キジ打ちもしたし、雲ひとつない晴天で顔は日焼けで真っ赤。温泉は大内の「ぽろろっこ」だったが、何と脱衣場で隣のヨボヨボ親父に、かごの位置をめぐって因縁をつけられ「お前、やるか」とすごまれた。歩くのもままならない太り気味の80歳前後のジッコだったが元気だなあと、怒るよりも感心してしまった。ドンとひと突きすればヨロヨロと崩れて、頭でも打たれると殺人罪に問われそうなので、「ハイハイ」とおとなしく引き下がった。
集中 [2021/02/27,10:02:14]
明日は山だが今日はやっぱり仕事。3月に出る本の予定は増刷1点も含めて4点。これは尋常ではない数だ。いろんな偶然や突貫工事で、たまたまこうなったものだ。だから4月になるとまったく何の仕事もない、という事態も想定しなければならない。本を4冊だし、かつ半年ぶりに紙のDM通信が中旬に発行される。自分の原稿も2本書かなければならない。著者からの依頼もあるが出稿する新聞広告も5社。1カ月限定でいえば、この数もかなり異常だ。そんなこんなで、ちょっと3月になるのが怖い、というのが正直な気持ち。いろんなことが勝手に重なり、3月にすべてが集中してしまった。もうやるしかないのだが、体力的に持つだろうか。ダイエット中だし。
例年になく [2021/02/26,10:13:24]
もう2月も終わり。例年は例外なくヒマな2月だが、今年はかなりの忙しさで、えっこうバタバタの日々を過ごした印象だ。これは健康診断の結果が大きいようだ。あまりに健康面の数字がよくなかったため「自分に残された時間は多くない」とリアルに感じてしまったせいだ。いつ仕上げてもいいやとダラダラ進まなかった「続・秋田学入門」の原稿を2週間ほどで集中して完成させ、3月に出る本や半年ぶりのDM通信のための編集準備などを、ルーチン作業の合間にほとんどやっつけてしまった。自分をほめてやりたい、ってこの言葉一回使いたかっただけが、やればできることをコロナや年のせいにして先延ばししていただけなのだ。3月に入ってヒマになっても、今度は来年の「創業50年史」のための編集準備に入ろうと思っている。忙しいと余計なことを考えなくて済む。
ミソ味 [2021/02/25,09:47:10]
テレビで「ミソ味」のキリタンポのことが話題になっていた。数年前、本場で稲庭うどんをオリーブオイルで味付けしたイタリアンのようなものも食べたことがあるからキリタンポに何味があってもかまわない。でも発祥の地鹿角の人たちは複雑な心境だろう。というのはキリタンポは鹿角ではいわば冬の家庭料理。元々はマタギや鉱山で働く人の食習だったものを、地元産の独特の「しょうゆ」を味わうための家庭料理に昇華させたものなのだ。比内地鶏も新米も関係もない「しょうゆ料理」といっていい料理なのだ。だから鹿角の人たちは「地元以外で食べるキリタンポはすべてまずい」と断言する。しょうゆの味が違うのだそうだ。で私もその地元産のしょうゆを舐めさせてもらったが、もうほとんど「たまり」に近い濃くて甘くて芳醇な香りのするものだった。となるとやっぱりミソ味は容認できないだろうな。
冬眠 [2021/02/24,10:08:55]
数日前、角館の住宅地にクマが出没した記事が載っていた。読者提供の写真も載っていて、白い雪の中を歩く黒いクマの迫力ある姿が写っていた。かなり大きそうなクマだったが、「まだ冬眠してないの?」という素朴な疑問も頭をもたげてしまった。記事には冬眠についてはまったく触れていない。地球環境的な視点から考えれば、この記事は「クマが住宅地に出た」こと以上に、冬の真っただ中に「冬眠しない(できない)のはなぜ?」という視点に軸足を置いた記事にするべきだったのでは、とも思ったのだが、それはまた別の問題なのだろう。真冬の住宅地をクマが歩いているとなると山も安心して歩けない、ということだ。どんな個人的な事情があったかわからないが、お願いだから冬眠だけはしてほしい。
16時間 [2021/02/23,11:11:04]
山のない休日や祭日は朝ごはんを食べずに10時近くまで寝ている。前日の晩御飯は5時半と早いから、食べ終わると16時間以上も腹にものを入れていないことになる。昼は軽いリンゴカンテンだけだ。悪夢の健診以来、休日毎にこの「半日断食」を繰り返している。そのおかげか健診日から2週間経過したところで3キロ体重が落ちた。この空腹こそ「最強の薬」という考え方は、知らなかったが、けっこうブームになっているらしい。1日2食のプチ断食で無理なく痩せる、というのが若い人の間でも話題になっているらしく青木厚『「空腹」こそ最強のクスリ』という本まで出ている。私個人はこんなことを知らずに偶然にはじめたのだが、たしかに集中力は増すし疲れも軽減されたような気分にはなっている。もう少し続けてみて経過報告をするので、お楽しみに。
修理 [2021/02/22,10:47:24]
PCの調子が悪いまま3日目になった。何とかだましだまし動かしているのだが、不安とフラストレーションが大きい。そこで思い切って朝一番、プロに修復を依頼。いつも来ていただいている人なので、チャチャチャとチェックして直してくれた。原因は難しくてここに再現不可能だが、ま、有線と無線が混同のままPCを使ってきたツケが出たというあたりか。このへんの問題がクリアーされたら、PCはまたサクサクと動くようになった。これでガンガン仕事ができる。それだけで憂鬱が晴れるのだから、ちょっと高い修理代を払っても釣りがくる。がんばるゾォ。

FREE imgboard v1.22 R5!!