50年 [2017/10/18,10:05:09]
税理士のA先生が来舎。決算報告書の説明を受ける。その中身はまあいいとして、今回で決算は37期目。法人として37歳というのは人間の年齢で80歳ぐらいの感覚かな。「よく続きましたねえ」とA先生に褒めてもらったが、そのA先生の税理事務所もうちと同じころの創業だ。当時はまだ他の事務所で働いていたAさんが自立のさなかに経理をお願いした。だからうちと同じ法人年齢のはずだが、先生は「75歳までは私も頑張ります」とまだまだお元気。お互い年をとったが、もうひと踏ん張りしなければならないのは何処も同じ。小生は5年後、72歳になる。そこで無明舎は創業50年だ。何とかその時あたりまでは頑張りたいと思っている。
ホスピタリティ [2017/10/17,11:49:57]
昨夜はローカル線に乗って刈和野まで遠征。各駅停車に流れるゆったりした時間が愛おしい。年に何回か刈和野にある「工芸ギャラリーゆう」のK夫妻に招かれ、素晴らしい庭を愛でながら一献。作家のSさんやご近所のもやし屋(種菌)さん、酒蔵の杜氏さんが常連メンバーだ。K夫妻の心からのお料理やホスピタリティが文句なしに魅力だ。だから、どんな忙しくてもこの会には欠かさず参加させてもらっている。前回は予想外の男性コーラス隊が待機していて驚いたが、昨夜はそれぞれのメンバーの含蓄のあるお話がメイン。ずっと笑いっぱなしの宴を楽しんだ。外で酒を呑むのは久しぶり。やっぱりたまには外に出かけないと心がしぼんでしまう。それにしてもK夫妻のホスピタリティはすばらしい。それにこたえる術を持たない自分が情けない。
下り坂 [2017/10/16,10:30:04]
戦後まもなくこの世に生を享け、東京オリンピックの時に10代、GNPが世界2位になったのが20代、高度経済成長の続く70年代は30代。仕事の絶頂期とバブルが重なった40代から50代。そして2000年に入り、50代後半あたりから身辺に暗雲が立ち込めだした。人口減少や少子高齢化の嵐が自分の老化と歩調を合わせて押し寄せてきた。社会があと戻りできない「下り坂」の時代に突入したのだ。時代と寄り添うように自分自身も下り坂というのだから、平仄はあっている。しかし若い人たちは納得できないだろう。これから山に登ろうとしても、下山中の老人たちが我が物顔で道をふさいでいる。こんな世の中をつくった張本人たちが邪魔しているのだから世話はない。若い人たちに道を譲る方法をまじめに考えている。
ニホンジカ [2017/10/15,09:31:52]
東成瀬小学校の学習発表会の後、友人のSさん宅でおいしいお昼をごちそうになった。そのさい、さりげない一言にビックリ。「昨夜、小学校前の国道で大きなシカと会って急ハンドルを切った」というのだ。角があったし大きいのでカモシカと見間違えるはずはない、という。「それは役場には報告した?」「してません」。村ではクマや小動物と出会うのは日常だ。でもニホンシカが東成瀬にいる、というのは誰も確認していないニュースだ。老婆心ながら、すぐに村のマタギの重鎮であるTさんに電話報告。Tさんも驚いた様子で、すぐに調べてみるとのこと。東成瀬のマタギは冬季の狩猟シーズンになると山を越え太平洋の三陸まで遠征、駆除要請のでているシカを撃ちに行く。シカを見慣れているし(秋田県民はシカを見る機会がほとんどない)、その習性にも詳しい。シカの存在が確認されれば、すぐに何らかの手が打たれることになるだろう。村には鉄砲撃ちが沢山いる。
学習発表会 [2017/10/14,17:01:00]
東成瀬小学校の学習発表会を取材するため早起きして出かけてきた。小1から小6までの102人の生徒たちの半年近い奮闘を目の当たりにして、感動してさっき帰って来た。普段はプロの演奏会やパフォーマンスでさえ途中で嫌になり、あくびのひとつも出てしまう。なのにこの子供たちの劇や歌や群読、金管奏には飽きることなく3時間くぎ付けにで終了。何がよいのかよくわからないが、子供たちの一生懸命さと、それを温かい目でサポートする教師や肉親の人たちの「慈しみの空気」が会場に充満していた。自分の子供の出番が終わっても帰らない人たちからも、それは感じられた。少人数であること、コミュニティが小さなこと、の利点は、思っているよりずっと強い作用を持っている。
昼星 [2017/10/13,09:32:52]
冬山の八ヶ岳で快晴にもかかわらず星が輝いていた、という記述に出合った。空気が澄んでいるので空気中の埃に太陽光が乱反射しない。そのためピーカンの太陽が出ていても深い藍色に沈んだ暗い空になり、星がくっきり見えるのだそうだ。これは永田和宏著『もうすぐ夏至だ』(白水社)に書いていたこと。そういえば最近空を見上げることが多くなった。昔に比べると夜空の彼方の星々に関心を持つようになっている。月の満ち欠けを気にしている自分にときどき驚いたりもする。月の満ち欠けに興味を持つようになったのは還暦あたりからだ。「今日は月がきれいだ」というセリフをさり気なく言えるようになった。それまでずいぶん長い年月が必要だったのは風流とは無縁に生きてきたので、なんとなく照れくさかったからだ。昼にも星は輝いている。そうか、そうなんだよな。
リフレッシュ [2017/10/12,09:02:16]
税理士の先生から報告をもらった。今年の決算は去年より数字があがって好成績のようだ。正式の決算報告は来週になりそうだが、まずは一安心。今年の前半は本当にいっぱい本を出したから、これで数字があがらなければ救いはない。ヒザの調子はマアマアといったところか。生活するのに不具合はない。ないのだが思いっきり体を動かせないフラストレーションはたまる一方。そこでジムのプールで泳ぐことにした。もう2回泳いできたが、プールにいる時間は1時間弱、泳ぐよりも歩くのがメインだが300mも泳げばクタクタになる。この疲労感がたまらない。夜もよく寝られるし、運動不足の精神的プレッシャーも消える。選挙も思ったほどうるさくはないし、心身ともリフレッシュしたいさわやかな秋の空だ。
ゆるみ [2017/10/11,11:02:37]
著者と編集者が何度も校正を繰り返し印刷所に入稿し、印刷製本を経て本は完成する。ところが「校了」したと思って入稿したゲラが、印刷所から「まだ校正ミスがある。ホントに刷っていいの?」と差し戻されることがある。それは印刷所の越権行為で、ふつうはありえない行為だが、うちの印刷所(組版)とは長い付き合いだ。うちの欠点や拙速さを重々わかっている。過去の失敗例も一緒に経験しているから厳しくならざるを得ないのだ。印刷所の親心といっていい。今回も新刊の校了ゲラが無残にも「校正不完全」を理由に返されてしまった。猛省しているが、ここまでしてくれる印刷所には足を向けて寝られない。気持ちのゆるみを厳しく指弾してもらえるのは本当にありがたい。
[2017/10/10,10:26:46]
テレビの字幕スーパーを読み取るのが苦痛になってきた。画面も少しうすく膜がかかって見えるから不安だ。白内障なのだろうか。白内障なんて白髪みたいなもの、と手術を受けた人は豪語するが、身体にメスを入れた経験のないこちらは、ひたすら恐怖だ。65歳になるまで老眼とは無縁だった。軽々と小さな字も読めたが、今は拡大鏡を使わないと資料類は読めなくなってしまった。夜の散歩は裸眼で、できるだけ遠くを見るようにしているし、寝る前には必ず目薬を点滴。それでも老化のスピードにはかなわない。本を長く読めなくなったのもつらい。そういえばこの頃、長編小説を読んでいない。思い切って視力検査をして眼鏡を変えようかとも思ったりするが、その勇気がない。メガネ屋さんに行っても「前と同じです」と言われ続けているからだ。
ペットボトル [2017/10/09,10:26:57]
自販機からペットボトルを買うということはほとんどない。山に行っていたころは下山後、温泉にはいるので、やむなく高い(160円もする)清涼飲料水を買って飲んでいる。普段は冷や麦をつくりして、ペットボトルに詰め替えて飲む。一年中冷や麦だ。この夏はちょっと贅沢して「OS1」を飲んでいた。ケース買いして事務所に置いてあるのだが、4カ月は持つから貴重品という扱いに近い。周辺の人を見ていると、まるで呼吸するような感覚で自販機やコンビニで飲料を買っている。これが自分には信じられない。あの100円がものすごくもったいないと感じてしまう。おれってケチ? そういえばカミさんは冷凍庫の氷をミネラルウオーターでしか作らない。水道水でつくると怒られてしまう。この感覚もわからない。もう「一年中冷や麦派」になって10年近くたつのではないだろうか。少しずつOS1の比率が高まっていっている。

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