5日間 [2018/11/16,06:39:10]
今日も一日中、事務所を離れて外にでます。午後からの雨が心配ですが男鹿の真山に登ってきます。週末から月曜日にかけても3日連続で外に出る予定なので、しばらくはデスクワークから離れることになります。都合5日間(昨日も入れて)、仕事を離れて羽根をのばす予定になります。のびる羽根の余力がまだあるかどうか、不安ですが、まあ何とかなるでしょう。わずか5日間、遊びに出るだけでこの体たらく、ワーカーホリックの成れの果てです。こうやって少しずつ仕事を離れることができる力を培っていくしかないののでしょう。何とも情けない休日宣言になってしまいました。ブログは休みません。よろしくお願いします。
気分転換 [2018/11/15,09:40:13]
このところ集中して読む必要のある本や、ある取材に向けての面倒な取材メモづくりがあり、午後から外出して喫茶店で仕事をしている。散歩がてらに駅前まで行き、駅ナカの喫茶店で2、3時間ねばる。環境が変わると集中力は確実に増す。でも毎日だと慣れがでてダラダラと居眠りしてタイムアップの危険ともと隣り合わせだ。この習慣がもう1週間続いている。そろそろ「飽き」てきた。人ごみの中にいるのもけっこう疲れるのだ。今日は思い切ってリフレッシュすることに。県北のはずれにある小坂町まで出かけ、戊辰戦争関連のイベントを観に行くことにした。これもまあ仕事のようなものだが。事前に資料館に電話を入れると「あまり期待しないで来てください」と言われた。こういうの正直で好きだなあ。
花家圭太郎 [2018/11/14,10:00:58]
今週のHP横の写真は「キノコ」です。案の定、「あれは何というキノコか?」という問い合わせが何件かあった。房住山で撮った「ますたけ」というキノコである。色が鱒に似ているからその名前が付いたという(Sシェフの受け売り)。水に入れて虫を出し、味噌に漬け込んで食せば「歯ごたえが肉のようで実にうまい」と花家圭太郎の時代小説『暴れ影法師』(集英社文庫)にも出てくる。秋田では藩政期から食べられていたキノコのようだ。それにしてもこの花家の秋田藩を舞台にした小説では、いろんなことを教えてもらった。どんな歴史専門書よりも的確に秋田藩や佐竹氏、その当時の大名たちとの複雑な関係を、分かりやすい言葉で物語にした作家だった。もう何度も同じ小説を読んでいるのだが、読むたびに新しい発見がある。新刊が待ち遠しい作家だが、数年前、60代の若さで物故してしまった。存命であれば、誰も知らない「江戸時代の秋田」をいまも縦横無尽に描き続けていたにちがいない。本を読むたびに早逝が惜しまれる人だ。
朝三暮四 [2018/11/13,09:06:39]
高崎山のサルが、エサの減少を理由にストライキに入ったというニュースには驚いた。でも本当にそんなことがあるのだろうか。というのも数日前、ある雑誌を読んでいて「朝三暮四」という言葉があることをはじめて知った。これは中国の故事で、やはりサルがエサが少ないとクレームを言うので、主人が朝四回、暮れ三回のエサを逆にしてみたら、サルはそれで大満足、以後、何も言わなくなった。サルは単純なので、この程度のトリックで十分騙せるという意味だ。もしかして高崎山のサルたちはこの故事を知っていたのではないだろうか。そのうえで「俺たちはそんなにバカじゃないぜ」と、この故事へ反撃ののろしをあげたとすれば、なんだかおもしろい。おぬしやるなあ、と思わず高崎山方面に拍手喝さいしたくなるではないか。
スタバ [2018/11/12,16:30:58]
このところまた毎週1回、歯医者通い。ひとつの虫歯に平均3回ほど治療回数がかかるのだが、今年は本当に歯医者通いがとまらない。反省もあり毎日の歯磨き回数を増やしているのだが、これはもう付け焼刃だろう。治療が終わって、気持ちを落ち着かせるため駅ナカのスタバで少しまったり。目の前に旅行中の高齢者夫婦が入ってきた。男はパソコンを開いて、入念に大きなキャリーバックの中を整理整頓。女はすぐに外に出て、買い物をしては帰ってきてバックに入れ、また出ていくを繰り返す。この間小1時間、この男女はこうした行為を繰り返して悠然と出ていった。一度も飲み物を頼まずにだ。「駅のスタバは待合室」という感覚で慣れ切っている感じだった。電話をしたトイレを使ったり水を飲んだり、ほとんど我が家感覚でスタバを使いこなしていた。
森𠮷山 [2018/11/12,09:21:42]
森𠮷山に登るのは何年ぶりだろうか。花の2百名山でもあり、大きな山域としてはそのすべてが秋田県内に属しているという珍しい山でもある。昔はこめつが登山口側から2時間ちょっとで登ったような記憶があるが、今はゆっくりのんびり3時間半。まあこんなもんだろう。これだけ人口に膾炙した有名な山なのに、日曜日の好天というのに登山客はまばら。花の時期だけがにぎわっているということなのだろうか。登山道はごろごろの石がむき出しで歩きにくいことも影響しているのかもしれない。往復6時間の行程は結構な運動になった。心地よい疲労感が身体に残っている。
土曜半ドン [2018/11/10,11:13:35]
ぼんやりとだが「週休3日の時代だな」と感じている。もう自分が差配して物事を決める立場にはないが、そろそろ真剣に考えていい頃合いだとは思っている。A1が普及すれば生産性や創造性の高い仕事しか生き残れない。「好きなことでしか勝ち抜けない」社会が、すぐそこまで来ているのだ。日本で初めて週休2日制を導入したのは三菱電機で1963年(月2回)。公立学校の週5日制が始まったのが1992年(月1回)だ。さらにさかのぼれば、アメリカの自動車会社フォードが週休2日制を導入したのが1926年で、日本でようやく青少年の労働時間の制限を定めた法律が施行されたのは1911年。週休2日制前の日本は「日曜が休みで土曜は半ドン」が定番だった。あの休みの形が決まったのが1876年の太政官達だから明治9年のことだ。「土曜半ドン」は100年以上続いたわけだ。いまだに「土曜半ドン」を懐かしがる人がいるのも不思議ではない。
閉塞 [2018/11/09,09:30:57]
今週もあっという間に週末がやってきた。振り返っても今週どんな仕事をしたのか、ほとんど覚えていない。ヒマではないが忙しくもない状態がダラダラと続いている。大きな仕事が入れば状況は一変するのだが、そうした兆候はみじんもない。活字をとりまく世界は、ひたすら静か。身を小さくして世の中の隅っこで誰にも聞こえないように小さなため息をついている、という感じ。個人的にも読みたい本はない。昔読んだ感動本をもう一回、という傾向だから他人のことは言えない。読者からの問い合わせも昔の品切れ本ばかり。ワクワク、ドキドキすることは本当に少なくなった。これを時代や老化のせいにするのは、ちょっとズルい。それはわかっているのだが、かといってそこをバネに飛躍するほどの情熱はない。しんどいなあ。
ボルソナーロ [2018/11/07,14:15:19]
どうやらアメリカの中間選挙はトランプ勝利(上院)のようだ。アメリカ人は何を考えているのだろうと思わないでもないが、どうもそう単純な政治選択でもないようだ。『記者、ラストベルトに住む』(朝日新聞出版)を読むとトランプ支持層の生態がよくわかる。ブラジルでもミニ・トランプといわれる極右のジャイル・ボルソナーロが大統領に当選した。軍事独裁政権を賛美する元軍人である。アマゾンに住む日系人に、その辺の事情を訊くと「左翼やリベラルは貧乏人に金をばらまき、残りを自分の懐に入れるだけ」。そんな最低の「良い人」より、官僚の腐敗や汚職、治安悪化に真剣に取り組む「悪そうな人」のほうがずっとまし、というのだ。なるほどアメリカの選挙民事情も似たようなものなのだろう。「良さそうな人より悪そうな人のほうがちゃんと仕事をする」という価値観が世界で増えつつあるのだろうか。
旅の本 [2018/11/06,12:39:36]
夜中に目が覚めて眠られなくなってしまった。手元にあった稲垣えみ子『人生はどこでもドア』(東洋経済新報社)を読みだしたら、やめられなくなり読了。著者はあのアフロヘアーの元朝日新聞記者で、サブタイトルは「リヨンの14日間」。プライヴェートのわずか2週間のフランス旅行が本になるのか、という興味から読み始めたのだが、旅の目標(目的)は「外国で日本と寸分たがわぬ生活をすること」。朝起きてヨガをしてカフェで原稿を書きマルシェ(市場)で買い物、自炊する。それを2週間続けた記録なのだが、これがもう無類に面白い。そうか、やっぱり本の命は「テーマ」なのだ、ということを改めて思い知らされた。観光地にもいかないし、フランスなのに1軒のレストランの名前も登場しない。泊まるのは民泊だし(これが重要)、言葉はできないし、冷蔵庫も洗濯機も使わず、食事は自炊する。暮らすように旅をする50台の女性は、ものすごくおしゃれだ。

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