通貨 [2018/06/22,09:08:28]
明治維新150周年という言い方を東北ではしない。ほとんどが戊辰戦争150周年。あの革命は薩長のテロだ、と苦々しく思っている人がほとんどで、わが秋田だけは薩長側。でも周りに気を使い威風堂々と「明治維新」とは言わない後ろめたさもある。徳川の崩壊は薩長の武力だけでなく幕府の経済的無知に付け込まれた「通貨の流出」にあった、という佐藤雅美『大君の通貨』(文春文庫)を今読んでいる。実に面白い。米外交官ハリスの守銭奴ぶるがこれでもかと描かれていて、英国のオールコックもしたたかだ。なにせ金銀比価が国内は1対5、外国では1対16なんだから、日本の小判を外国に持ちだせば億万長者間違いなし。こんな時代背景すら知らなかった幕府というのは、やはり滅びるよりなかったのかもしれない。
成功 [2018/06/21,12:02:01]
無事、左目の手術は終了。今日の朝、眼帯も外して普通通り仕事をしてます。お騒がせしました。手術を終え、タクシーに乗ると運転手に「白内障の手術ですか」と話しかけられた。病院が駅ビル中なので毎週水曜日は同じような眼帯患者をいっぱい乗せるのだそうだ。「私も実は白内障なんですが、ブルベリーのサプリを飲んでいるんで大丈夫」と言う。オイオイできるなら運転手なんだから手術を受けてくださいよ。通販のサプリメントで済むのなら医者はいらない。国だって医療費削減のため、「ブルーベリーを飲もう」と大々的に宣伝支援するはず。ブルーベリーで白内障が治るのなら世話はない、と当方は思うのだが、まあ好き好きですね。
校閲者 [2018/06/20,09:37:06]
いまお気に入りのTV番組は「セブンルール」。昨日もワールドカップが終わるとすぐにチャンネルを切り替えた。制作は関西テレビで、フジテレビ系列で流されているドキュメンタリー・バラエティ番組だ。いま最も見たい女性の日々に密着、その生き方の7つのルールを紹介する。ここに登場する女性たちが実に魅力的だ。昨日はなんと校閲者。校正者はいくらでも知っているが校閲者の友達は一人もいない。いや校閲者というのは大出版社お抱えの特殊な職種だとばかり思っていた。ところが登場した女性校閲者はフリーで、しかも仕事の現場として晶文社が何度も登場する。晶文社は私が昔本を出した版元で、最近は新入社員が研修させてもらった親しい出版社だ。中堅どころの出版社でもちゃんと校閲者を使って仕事をするんだ、とヘンなところで感心してしまった。同業者とはいえ校閲者に関しては情報ゼロ。勉強になった。
寒がり [2018/06/19,10:01:20]
この1年でずいぶん「寒がり」になった。この時期になっても半そでにちょっと抵抗がある。昔は大の汗っかきで真冬でも半そでTシャツ1枚で大丈夫だったのに。1日のなかに四季がある感じが続いている。カミさんに言わせると、運動(ストレッチや筋トレ)をしないせい、と一刀両断。原稿書きのせいにしてこの1年、確かに山行回数は減ったし、筋トレはゼロ。新陳代謝がすっかり落ちてしまった。それが不必要に寒がってしまう理由だ。で、昨日から筋トレを始めている。散歩のときは必ずストレッチもする。筋トレといってもスクワット中心のシンプルのものだが、1年後は「エベレスト街道をトレッキングする」ぐらいの大言壮語したい。
原稿 [2018/06/18,10:50:44]
日曜日、夜遅くまで粘って、どうにか原稿をやっつけた。むのたけじさんの週刊新聞「たいまつ」全780号の完全復刻本が不二出版から刊行される。その解説を書いていたのだが、400字詰めで25枚なのでけっこうな力仕事だ。その原稿の「ラフ」を仕上げただけなので、ちゃんとした完成原稿までにはまだかなりの時間がかかる。でもなんとなく全体が見えてくると一安心。あとは少しずつ手直しをして完成させていく。なんだか彫刻をつくるのに似ている作業だ。でもラフが終わると仕事の半分は終わった気になる。いつもながら無から有を生み出す作家というのはすごい仕事だなあ、と自分の非力を棚に上げ、ため息をついてしまう。関西で大きな地震が起きたようだ。関西にはたくさん友人がいるので心配だ。
引っ付く [2018/06/17,11:26:00]
今日1日を頑張れば、ずっと懸案となっていた「壁」を乗り越えることができる。だから頑張ろうと昨日から体調を整えていたのだが、だらしなく朝寝してしまった。昼に起きてきて、腹いっぱいご飯を食べ、なんだかどんよりした気分が抜けないまま。まったく度し難いジブンだ。来週は白内障の手術があるし、DM注文の発送作業もある。自分の時間があまりとれないのが分かっていて、このていたらく。昔よく経験した二日酔いの後の自己嫌悪が蘇ってしまった。でもまあ言い訳は封印して、その壁に引っ付いてみるか。あれ、壁をこえるでなく引っ付くと言ってしまった。これは言わずと知れたボルダリングからイメージした言葉。ボルダリングももうしっかり人口に膾炙したのは喜ばしい限り。
うめる [2018/06/16,10:52:09]
そういえば「うめる」という言葉を久しく使っていなかった。風呂を沸かすと「熱いのでうめてくれ」と少年時代はよく母親に言われていた。意味は「薄くすること」なのだが、ずっと方言だと思い込んでいた。ある本を読んでいたら出てきたので、方言ではないことをはじめて知った。その本では「定年後に必要なのは教育と教養」という言葉も出てきた。教育は「今日行くところ」で、教養は「今日やる用事」のことなのだそうだ。うまいね御同輩まったく。本を読んでいると読めない漢字や意味の分からない言葉、はじめて聞く惹句など必ずある。けっきょく何にも知らないまま、死んでいくしかないんだろうな。
2つのニュース [2018/06/15,08:56:14]
今年はサクランボが順調に生育しているようだ。県外の方へのお中元に使っているので、まずは一安心。去年までは降ひょうや豪雪被害で収穫が安定しなかったから、贈っていいものかどうか直前まで迷った。驚いたニュースも一つ。散歩コースにある下北手中学校の入学者数が4人しかいなかったのだそうだ。今春の卒業生は17人だ。道理で生徒たちと登下校時に会う機会がめっきり減った。そういう事情だったのか。4人しかいない中学生と路上で会えるのは奇跡のようなものだ。昔は路上で出会うと元気よくあいさつされた。グラウンドで練習する野球部の姿を見かけないのも同じ理由だった。部員が少ないので太平中と合同チームで大会に臨んでいるのだそうだ。いやはや少子高齢化はこうしたところに露骨に姿を現して、こちらを怯えさせる。
タクシー [2018/06/14,11:58:47]
市内はどんな用事であろうとほぼ徒歩でいく。昨日は秋田大学で打ち合わせがあったが、その後飲み会があるのでタクシーを使った。タクシーは新幹線出張時に使うぐらいだ。瞬時に運転手の個性を見極める必要がある。むやみに話しかけてくるのも疲れるが、まったく無言なドライバーも怖い。昔のように気楽にタクシーを使わなくなったのは、歩くのが好きになったからだが、どうやらそれだけではない、ということに気づいた。県外からのお客さんが、駅からうちまでくる間に、タクシー・トラブルが多すぎるのだ。かなりの確率でたどり着けず、ドライバーとの間にケンカ腰のやり取りがある。広面の無明舎出版までお願いします、といっても100パーセント「なにそれ?」という顔をされ、訛りのきつい秋田弁でまくしたてられる。それで県外客はかなりショックを受けるのだそうだ。同じ事例を何人もの人から聞いている。困った問題だが、なす術はない。
忘れ物 [2018/06/13,09:48:04]
外に出るとよく忘れ物をする。山行では下山後の温泉でよく忘れる。ほとんどが脱衣かごの中だ。泊りの場合はホテルに忘れ物をする。小物類がほとんどだ。いずれもすぐにその場所に電話をして着払いで送り返してもらう。値段にすれば数百円のものだが、毎日使っているなじんだもの。それがないとわかると、ずっとそのことを考えてしまうので、送料のほうがずっと高くつくのに、送り返しを頼んでしまう。温泉道具の手ぬぐいやせっけんの時もあったし時計のこともあった。一番多いのはサンダル。20年以上履いている革製の愛着のあるシロモノ。もう5回は忘れている。履き替えるのが問題だ。最近も酒田のホテルに寝巻カバーを忘れて届けてもらった。携帯用寝巻(モンベル)のカバーなので、なくすとアウト。ホテル側はこんな布切れ袋、と思っているに違いないだろうな。

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