エアロ [2017/07/22,08:41:13]
ジムで7年ぶりにエアロビのレッスン。40分ほどの初心者コースだったがヘトヘトになってしまった。でも20年以上かけて身体に染み付いたものは、まだ残っていた。周りに迷惑をかけることなく最後までついていけたので一安心。何人かの生徒さん(女性)は昔からの顔なじみで驚いたが、その人たちが昔からちっとも進歩していないほどヘタなままだったことにも驚いた。リズム感は悪いし動作もワンテンポ遅れる。そうか、下手だから続けていられるのだ。うまくならないから飽きないのだ。ここは重要な持続力のポイントかもしれない。昔と変わっていたのはロッカーの雰囲気。60代の暇そうな男たちの寄り合い場と化し、おしゃべりの質もかなり劣化。病院とか図書館にいるあの老人たちと同じだが、もっと下世話な感じ。老朽化したスポーツクラブの一角に行き場のない老人たちが巣くっている。まあ小生もその一人なのだから偉そうなことは言えないが。
曲がり角 [2017/07/21,09:08:20]
体力測定ショックを引きづっている。寝ても覚めても身体をどう立て直すか、そればかり考えている。いや、もしかして70代を目の前にして今、心身とも大きな曲がり角なのかもしれない。これまでの経験からして、40代にちゃんと運動(エアロビ)していたので50代は大きな病気もなく過ごせた。50代中盤から夢中で山に登ったおかげで60代は老害や劣化といった退化も少なく過ごしてきた。そうした過去の蓄積に甘えて、この60代はちょっとダラダラ慢心、やりたいことだけをして過ごしすぎではないか。「心」のほうは個人的な問題だ。常に何か自分でもテーマを見つけて取材や執筆を続けてきたのに、60代に入ってからは目標を失い、自分の執筆活動は開店休業状態だ。これは大問題なのだが、切迫感が自分のなかから消えてしまった。立ち向かっていく活力が失せてしまったのだ。身体のほうはジムに通いながら少しずつ解決策を模索していくしかない。心のほうは、とりあえず「東成瀬村」のルポを書くことに今は集中。とにかく前を向いて進んでいくしかない。
体成分 [2017/07/20,15:23:53]
今日は朝早くから東成瀬村の取材へ。朝一番の外国人英語教師の授業風景を取材するため5時起き。それはいいのだが、実は昨日、近所のスポーツクラブではじめてトレーニング。筋トレやストレッチで軽めの汗を流したのだが、そのトレーニングの前、体力測定をした。身体の成分を分析して上半身と下半身の筋力や体脂肪などを数値が自動的に表してくれる機械だ。この分析結果がショックで、夜も寝付けなかった。散歩や山歩きをしているので下半身は標準以上なのだが、上半身がまるでペケ。身体年齢が「71歳」と評価されたのである。この数値を訊いた時、目の前が真っ黒になり崩れ落ちそうなほど衝撃を受けた。体脂肪も筋肉量も体重も、お話にならないほど劣化、不均衡の極わみで、もうどうしようもないないところまで、わが身体は来ていた。一から鍛え直しである。
玉三郎 [2017/07/19,10:50:14]
朝から歯医者。1本の歯の治療に週一で1カ月はかかる。どうにか治療が終わると、こんどは別の歯が痛くなる。けっきょく1年中歯医者通いが止まらない。昨夜、録画しておいたTV番組「鼓童×坂東玉三郎」を観た。鼓童を追いかけるだけでもハイレヴェルなドキュメンタリーができる。それをあえて玉三郎という「異物」を注入することで番組に複雑さと深みが付け加わった。鼓童ではなく玉三郎が重要、という番組コンセプトは、よほどのプロでなければとれないスタンスだ。玉三郎のハイレヴェルで複雑な要求に応えようと右往左往する若者たちは美しい。定番になったふんどし姿に鉢巻きで太鼓をたたくのは美しいか。そんな原初的な提案をする玉三郎は過激な歌舞伎役者だ。
2軒の店 [2017/07/18,12:42:48]
散歩の途中にあるお店が2軒、閉まっていた。1軒はかなりこの地域の老舗で「おふくろの味風の居酒屋」。中高年の近所のおやじたちのたまり場だった。流行っていて不動のご近所赤ちょうちんの印象もあったが、あっさり長い歴史に幕を閉じていた(もしかすると他の場所で営業するのかもしれないが)。少しクセの強いお店で、新規の客がつきにくいイメージもあったから客が高齢化したせいかもしれない。もう1軒は私も何度かお邪魔したことのある大学前のおでん屋さん。主人は高学歴(早大卒)で話題の豊富な人だった。ある人から「最近亡くなったようだ」と聞いたので、のぞいてみたのだが、やはり店の看板は跡形もなく空っぽ。水商売とはよく言ったものだ。この2軒は長く続いていて評価の定まった店だった。このままだと手形と広面は寿司屋とラーメン屋ばかりになってしまいそうだ。この2つのジャンルはなかなかつぶれないのはなぜなんだろう。
蚊の風 [2017/07/17,12:11:43]
寝室も事務所も毎日たっぷりクーラーのお世話になっている。クーラーは快適な仕事や睡眠を保証してくれる必需品だ。なのだが山登りの時などにテキメンに反作用にも悩まされる。すぐに夏バテしてしまうのだ。快適さのツケはどこかで払わなければならない。そのように世の中はできている。若ければともかく、この年になるともうクーラーを我慢する気はさらさらない。時間的区切りは設けるが使い放題状態だ。先日読んだ本にすごい記述があった。夏の夜、プ〜ンと鼻先に飛んできた1匹の蚊。その蚊の羽ばたきの風がとても涼しかった、と書いている御仁がいた。東日本大震災でほとんどの電気製品使用をやめ、ついには朝日新聞記者までやめてしまった、あのアフロヘア―の稲垣えみ子さんだ。蚊の羽ばたきの風って、彼女以外の人が言ったら、たぶん笑われてしまう。なのに彼女の本(『寂しい生活』)を読んでいると素直に「蚊の風」を納得できる。これは本の説得力なんだろうな。
料理 [2017/07/17,11:45:23]
今日はSシェフと2人で鳥海山横にある笙ケ岳に登る予定だったが、昨夜遅くSシェフから「朝から雨なので中止」の連絡。すべて用意万端で、前回の轍を踏まないよう入念に準備していたのだが……。朝からものすごい雨だ。やめて正解だった。久しぶりに朝の起床は11時。たっぷり「寝だめ」した。心身ともすっきり。山行が中止になったので夜はSシェフとシャチョー室宴会。その準備や常備食のカンテンづくりをしながら雨の休日を過ごしている。なんだかこの頃、時間ができると本を読むよりは料理をするのが楽しくなってきた。外食したり、出来合いの食材で酒を呑むよりも、自分で何かをつくって飲み食いするのが断然いい。10年前の自分とはここらが明らかに変わった点だ。
山際淳司 [2017/07/15,09:05:12]
スポーツノンフィクションの名作『江夏の21球』が角川新書から再出版された。先日、仙台の書店で見つけ、すぐに購入。家に帰ってきたら同じ本が版元から寄贈されていた。著者の山際さんの奥様のご配慮だ。山際さんが亡くなったのは1995年、もう20年以上が経つ。生前、能代工業バスケット部のノンフィクションを書いてくださいと依頼し、快諾してもらった。何度か秋田に取材に来てもらい、以来親しくさせていただいた。でも約束の本は書いてもらえぬまま、山際さんはこの世を去った。奥様が出された追悼本の中に「秋田の出版社と約束した原稿が書けずに心傷めていた」という一節を見つけ、涙が出た。義理堅い人だったし、いつも飄々として、清涼な風をまとっている人だった。NHKTVでスポーツキャスターを始めたので、毎週のように画面で会える様になったが、次第にそのあまりの激やせぶりに不安も募った。キャスター時代、丸々3日間、山際さんは誰とも連絡がとれなくなるという「失踪事件」を起こしている。NHKの番組担当者から「居場所がわかりませんでしょうか」と泣き出しそうな電話をもらった。秘密裡にがん検査入院をしていたのだ。そのことも奥さんの追悼本で知った。お別れの会では江夏豊がずっと直立不動だったのが印象に残っている。これはすぐ横に日ハム監督だった大沢親分がいたため、椅子に座ることができず、やむなく立っていた、というのが真相のようだ。享年48というのは、あまりに若すぎる。
もってのほか [2017/07/14,10:22:39]
ここ数日、街に出かけるとやたら警官が四ツ辻に立っている。何かイベントでもあるのだろうか。新入社員に訊くと「献血運動推進全国大会」のため皇太子夫妻が来県中だそうだ。毎日ちゃんと新聞を読んでいるのに、日常生活とこうしたイベントをリンクさせる想像力はゼロ、なんとも恥ずかしい。さて、仙台の今年最後の仕事も終え、昨夜終電で帰宅。なんだか妙にコーフンして頭が熱く、しばらく深夜テレビをながめて夜中2時過ぎに寝床に。睡眠時間はいつもより短いが、ひげをそり、気分一新、机に向かっている。ボーっと朝寝をしても誰も困らないのだが、夜眠られなくなるのが怖い。土曜は早朝から町内草むしり、日曜はSシェフと笙ケ岳でやはり早起きしなければならない。朝寝などもってのほか。
日常 [2017/07/13,08:41:13]
日々同じようなことを繰り返しているだけなのだが、今週はちょっと違った。初めてというか非日常の体験を次から次へと経験中である。まずは手入れが悪くて、大枚2万円で山用ストックを買った。2万円は痛い。山の用具で一番お金がかかるのはこのストック。丁寧に扱わないとすぐにダメになる。抜歯のために麻酔を注射され、そのままラジオ局で1時間おしゃべりした(オンエアーは来月のようだ)。これも普通は続けては起きない事態だ。あるご家庭にお呼ばれしたら、同年代の男性合唱団の歌の歓迎をうけた。自称「秋田のダークダックス」と言われる人たちで、そうか、こうしたおもてなしもありか。7年ぶりに近所のスポーツクラブに再入会した。まだ一度も実践はしていないが、気分はもう汗だくだ……といった具合。今日は仙台の大学で今年最後の出前授業。毎日違うことが起きてあたふたする日常も今日で終わりにしたい。

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