T君 [2020/10/26,09:11:18]
昨日は威勢のいい掛け声で勇躍雨の中を八塩山まで出かけたが、雨は時間とともにひどくなるばかり。登山口に着いたらどしゃ降りで、山行はけっきょく中止になった。そこで登山口の東由利地区から一山超え、お隣の羽後町まで足を延ばし、道の駅に寄り、「鎌鼬美術館」を見て、西馬音内そばを食べ、トシトランドで温泉に入り、一日西馬音内観光に切り替えて、夕方前に秋田市に帰ってきた。その間も雨は降ったりやんだり。とんでもない予想はずれのお天気だった。収穫は鎌鼬館で観た舞踏家・土方巽の写真の中に高校・大学を通じて仲の良かった後輩のT君が映り込んでいるのを知ったこと。けっこう有名な写真なので、まさかあの少年がT君とは驚いてしまった。美術館の館長の写真説明でそのことを知ったのだが、「彼は今何をしていますか?」と思わず訊いてしまった。人生何があるかわからない。
雨ハイク [2020/10/25,06:12:03]
今朝の6時ジャスト。夜半はずっと雨で、風も強い。こんな日に山に登るの? と言われそうだがアウトドアは自然と遊ぶもの。いつも好天とは限らないから面白みも増す。雨風も日ごろ使わないレイングッズや装備品、レスキューの訓練には絶好の日和でもある。とまあ威勢はいいが、今日は由利本荘にある八塩山。それも前平コースなので1時間半ほどで登れる小さな山。こうした風雨の日でもトレーニングと思えば楽しく登れる山だ。でも夜は雨が屋根を叩く音でなかなか寝付けなかった。この程度で中止にはならないというのは経験上わかっているが眼が冴えて、来し方のいろいろに思いをはせ、そのいい加減な生き方にを深く反省してしまった。多くの人に迷惑をかけながら生きてきたんだなあ。
映画化 [2020/10/24,11:16:44]
原作(小説)を読んでから映画作品を観る、ということはほとんどない。逆はあり、かな。このひと月、ずっと奥田英朗作品を読み続けている。奥田の小説は映画化に向いている。これは読めば誰でも納得するはずだが、実際に10作品近くが映画化されているから大したものだ。そのうち伊良部精神科医を主人公にしたハチャメチャ小説を同名で映画化した「イン・ザ・プール」を観た。結論から言えば、あまりに主人公伊良部のイメージが違った。こちらの想像とはまるで違っていて戸惑うばかり。伊良部は松尾スズキではなくどちらかというと岩松了だろう、体系やキャラから言っても。と画面を観ながら突っ込み続けたが、面白い小説を映画化する難しさを痛いほど感じてしまった。けっきょく最後まで物語に入り込むことはできなかった。
地方 [2020/10/23,10:00:44]
週日の地方都市の繁華街は例外なく人通りが途絶えている。街に人っ子一人見かけない。これだけを映像的に切り取ってしまえば、どんなネガティブ・キャンペーンにも使える。「すさまじい停滞」や「寂れてしまった地方都市」といったたぐいの証拠写真にもってこいだ。でも、道の駅や人気レストラン、図書館やパチンコ店、激安スーパーには人があふれている。ここも同時に見なければ地方の実相は見えてこない。地方ではあきらかに密と無人の二極化が進行している。電車の窓からずっと外の景色を見ていたのだが農作業をする人を除けば景色の中に人間が登場することはほとんどなかった。残酷なほどの都市一極集中を肌身で感じてしまうが、これが日本の現実だ。にぎやかで華やかな場所に身を浸したい、と思うときもあるが、そんな時は近場の道の駅や日帰り温泉に行く。そこには人があふれていて、地方都市の寂しさを癒してくれる。
外へ [2020/10/23,09:22:56]
毎日、判で押したように仕事をするのが息苦しくなった。自分は仕事が好きだからこれでいいのだ、と自分自身をコロナ禍でも納得させてきたのだがが、予想以上に「外に出るとダメプレッシャ」は潜在的に心に重くのしかかって積み重なって滓のようになっていた。休日だが休みをもらい、朝からフラリと電車に乗り山形酒田へ出かけた。なんの予定もない。美味しいランチを食べ、町を散策し、図書館で調べ物をして、夕方、静かに帰ってきた。電車は1車両1人のぜいたくな独占状態。駅ナカのスタバでコーヒーを頼んだら店員の言葉が早くて、よく聞き取れず、何度か聞き返した。社会のテンポからズレて対応が鈍くなっている兆候で、なんだかガックリ落ち込んでしまった。
ナンバープレート [2020/10/21,09:16:48]
高速道を走るとき、他の車のナンバープレートを観るくせがある。秋田県以外の車を見つけるとなんだかうれしくなる。富士山や北九州、愛媛ナンバーの車を見つけたりすると、その希少性に口笛を吹きたくなり、どんな人が運転しているのか顔を想像して楽しんでいる。車のナンバープレートに興味あるのは、自分の住んでいる場所と関係があるようだ。。医学部のある場所なので近所のアパートの駐車場の車はほとんどが県外ナンバーなのだ。新潟や茨城、岩手や千葉などがよく目につく。不思議なのは東京ナンバーがほとんどないこと。公共交通機関が発達しているので車を持つという発想から遠いのかもしれない。大学生の所有物なのに軽自動車はほとんどなく普通車の小型のものが多いのも特徴だ。前に沖縄ナンバーの車があり、興味津々だったが、すぐに引っ越したようでいなくなった。運転は好きではないがナンバープレート観戦があるから長距離も我慢できる。
半押し [2020/10/20,09:39:48]
最近使っているカメラはリコーのGR。去年ヤフオクで2万5千円ぐらいで買った。人気機種だが初期のもので操作がけっこう複雑だ。元々このカメラが発売された昔、いい気になって高額なこのカメラを新品で買い、山で雨にぬらしてすぐダメにしたいわくつきのカメラでもある。画質が良くて満足しているのだが、シャッター音が難点だ。半押ししてからもう一度押すとクシャと「鈍い音」だけできれる感じで、フラストレーションが溜まる。山では片手で瞬時にシャッターを押すのが普通だ。半押しでじっくりピントを合わせて、そこからゆっくりシャッターを押したりはできない。歩くこと、登ることがメインの動作でカメラは主役ではなく脇役だ。このカメラを使いだしてから失敗(ピンぼけ)写真が増えた。半押しなしで強引にシャッターを切ってしまうからだ。でもちゃんとピントの合った時の画質はなかなかのもの。これは捨てがたい。簡単でシャッター音が小気味いいカメラに買い替えるか、もう少しこのカメラに慣れてみるか、いま悩んでいるところだ。
イモノコ汁 [2020/10/19,10:59:35]
昨夜は鍋。切りたんぽではなくイモノコ汁だ。県南の出身なので秋の鍋と言えばイモノコ汁だ。アブラゲ、ゴボウ、鶏肉になめこ、しょうゆ味がスタンダード。山形や仙台の芋煮会が有名になり牛肉を使ったりする地域もあるが、これはそっちが特殊で、ありきたりの、農家にとって身近な鶏肉を使うのが一般的である。この時期イモノコを使った鍋は全国にある。というのもイモノコの鍋は稲刈りが滞りなく終わったことを祝う収穫祭のハレの料理だからだ。コメが採れ救荒作物のイモノコが不要になり、これを放出するため祝いの鍋、というのがそもそもの始まりなのだ。昨日は少しぜいたくに比内地鶏のスープを使ってみた。驚いたのはセリの値段。一束が200円近くする。2束使ったのだが、それでも足りないほど。セリがこんなに高価だったとは買い物をするまで知らなかった。
奥田英朗 [2020/10/18,13:09:48]
このHP用に「1本勝負」という書評を毎週書いている(まとめて1カ月分を書くことが多いのだが)。もう1000回を越しているので20年近く書いている計算だが、書く本に困るということない。ところがここにきてちょっとピンチ。この1カ月あまり、ずっと奥田英朗の本しか読んでいないのだ。いろんな作家のいろんなジャンルの本をメモふうに紹介する読書備忘録のようなものなので毎回毎回同じ著者の本というのはまずい。奥田の本は小説もエッセイも無類に面白い、と最近気づいて、出ている既刊本を文庫ですべてそろえた。三分の一は過去に読んでいるが、この際全部を読み直そうとアマゾンのユーズドに注文した。その数約3〇冊。上下巻があるので作品数としては25点ほどだ。これを手当たり次第に読んでいるわけだが、いまだにはずれがないのが怖い。もう3分の2は読了し、もうしばらくかかりそうだが「1本勝負」はしばらく奥田の本だけで勘弁してもらうしかない。
例年 [2020/10/17,12:41:43]
例年ならやっているはずの健康診断が今年はなぜか来年の2月まで延びてしまった。今年の健診なのに来年では意味がない、と怒ってから気が付いた。病院ではコロナ対応で例年の半分くらいの受診者しか受け入れられない。そのために倍以上の時間がかかっているのだ。そういえば「例年」行っているもろもろの行事や約束やスケジュールが、今年はほとんどカレンダー通りでない。中止になったものもあるが、何の通達や案内もないままスルーして、終わっていたというケースがいくつかあった。少し気が早いが、これから推察するに、今年の忘年会は「なし」がかなり増えそうだ。行きつけの居酒屋も定休日の日曜以外に次の日の月曜も定休日にしたという。もう例年通りはなしと思ったほうがいいようだ。

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