小猿部いまむかし[品切]
A5判・196頁 定価1800円+税 冊数

  はじめに  5

第一部 小猿部に光る(堀口宣治著)

 第一 長崎七左衛門  12
先人苦心の跡  12
長岐家  14
天の暴虐  18
桜ケ岱の岩穴関  23
五代甚之亟の辛惨 25
黒森沢の懸樋  29
葛黒村を救う  32
更生の根柢を農道に  34
孝子を索めて一郷を薫す  38
峡谷の螢光  42
彼の敬神  45
肝煎は一代、郷中は永年  47
彼の遺訓  50
文蔵祖父の遺志を展ぶ  53
巳歳の飢饉  56

 第二 長岐貞治氏  59
親と子と  59
素草鞋の心  62
公私一体  66
本県畜産界の礎石  70
彼の片影  76
婦道の香  80

 第三 千葉常左衛門  83
一身の研磨、一村の利福  83
父と養蚕業  86
孝子の志  88
高風を仰ぐ  91

第二部 岩堰の考察

開堰前  100
堰の分布  101
黒森上堰  104
黒森沢大留堰堤  109
黒森中堰  111
葛黒下堰と上堰  118
黒森下堰と与助岱堰  120
湧水と圃場整備  125

第三部 森林の覚え

太古から現代へ  132
 太古の森・中世・成果を上げ  た秋田藩・問題残した国有林
スギ  149
ブナ  153
里山  157
 薪炭林・採草地・牧野・里
 山生態系・森が変わった  168
水源が消えた  170
 奥羽無煙炭鉱七日坑の盛衰
動物たちの今  177
望ましい森は創れるか  188
 収穫樹齢が伸びる・混交林が拡大
 する・保護林の拡大が望まれる

あとがき  193
関連年表  195


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