飛島ゆらゆら一人旅
四六判・223頁 定価1400円+税 冊数
   プロローグ 8

第一章 鳥海山信仰
鳥海講 13
定期船 15
鳥海山伝説 21
島の名 25

第二章 火合わせ
鳥海山と島の契り 30
大物忌神社・小物忌神社 37
天観傍気 40

第三章 トビウオ漁
くじ引き 47
女の仕事 50
焼きたてがうまい! 53
トビウオが飛ぶ 56
飛島の水揚げ 58
第四章 謎のテキ穴
禁忌の洞窟 60
人骨が出た 64
正体は不明 66

第五章 磯の恵み
冬の日本海 74
岩ノリ 78
タコ穴 82
タコ籠 87

第六章 ウミネコと運動会
人とウミネコの闘い 92
「鷹の爪」 96
子供が減る 100
出稼ぎ 103
弘法大師伝説 106

第七章 イカの島
年貢はスルメ 110
湯立て 116
イカ釣り漁 118
猪口網 121

第八章 飛島の塩辛
ビール瓶に詰まった珍味 125
物々交換 131

第九章 お盆の風景
一厘ぼとけ 136
賽の河原 142
施餓鬼供養 148
盆踊り 150

 

第十章 シマブネ
「昇先生」 154
飛島独特の舟 157
エベス棚と懐中電灯 162

第十一章 宝の島
年末と正月 166
幕府軍艦「長崎丸二番」 175
億の値が付いた食器 180
鈴木家の系譜 185

第十二章 島巡り
日本初の「女性消防団」 190
鹿児島寿蔵の歌碑 194
飛島小・中学校 195
寺島と平家落人伝説 200
幻の「ゴドイモ」 203
縄文時代の遺跡 205
恋の小松が浜 208
聖地「御積島」 211
メクラ島(盲島) 214
館岩と百合若大臣 216

   あとがき 220
   参考文献 223


back