カモシカの民俗誌[品切]
四六判・158頁 定価1500円+税 冊数
   はじめに 6
 
第一章 カモシカの呼び名
たくさんあるカモシカの呼び名 16
カモシカをアオシシと呼んだ理由は21
クラシシとしてのカモシカ26
「山のシシ(宍)」としてのカモシカ30
「山の牛(ヤマベゴ)」としてのカモシカ32

第二章 カモシカ狩り
踊りに見とれて捕獲36
カモシカ猟と猟犬40
狩りは主に寒中に行なわれた45
「追い捕り」と「巻き山」48
 
第三章 カモシカの毛皮
カモシカと氈54
カモは氈から来た?57
毛皮と褥60
腰皮・尻敷にも重宝された62
値段と等級の話65
献納された毛皮70
戦時下の厳しい皮革配給統制74

第四章 カモシカの肉と角
ニクジシ説は?80
飢饉とカモシカ86
天然の冷蔵庫  ニオデブナ92
薬になった角95
釣針にもなった角100
アオシシノ八年袋103

第五章 カモシカと芸能
新庄の青獅子踊り108
童謡とカモシカ112
歌を聞くカモシカ115
山寺のシシ踊り116

第六章 カモシカ余録地名・場所名122
アオマクリ126
「空飛ぶ」カモシカ128
各地にあったマタギ宿132
『諸国産物帳』とカモシカ136
『会津風土記』とカモシカ141
『刈田郡地誌』に見るカモシカ捕獲頭数145
『盛岡雑書』とカモシカ148


   あとがき 152
   参考文献 156


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