白神山地ものがたり
A5判・86頁 定価900円+税 冊数
はじめに 5
 
第一章 白神山地とブナの森
海から隆起した山地 6
日本有数の多雨地帯 7
氷河期の終わり 8
対馬暖流の流入とブナ林の形成 9
ブナとは 10
日本人の感性に合ったブナ林 12
ブナ林の豊かさと多様さ 12
大型動物の多いブナ林 14
ブナ林と海をつなぐ循環 16
ブナ林と水 20
日本人は森の民である 22
ブナ林は縄文人たちの住処だった 24
現代人が受け継ぐべき縄文人の心 27
ブナ林の恵みに生かされてきた現代人 29
癒しの聖地ブナの森 34

第二章 青秋林道計画の浮上
広域基幹林道 青秋線 38
林道計画の背景 40
拡大造林政策 44
山麓の住民への影響 48
国民の自然保護や地球環境保全への
意識の変化 51

第三章 ブナ林を守るために、
         人々は立ち上がった

林道工事はどんどん進められた 55
異議意見書提出運動の取り組み 56
輝く知性と、勇気のある人々 59

第四章 世界自然遺産に指定されてから
世界遺産 68
世界遺産指定後の激変 70
地元の人々こそ、白神山地を守れる 72
遺伝子資源としてのブナ原生林 74
第五章 白神山地を訪れたい
人のために 78

参考文献 85


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