山形の本 |
2008年刊− |
六十里越街道
伊藤 孝博(いとう たかひろ) A5判・129頁 定価1600円+税
ISBN 978-4-89544-476-7 山形城下から月山をこえ、鶴岡城下へといたる内陸と海岸を結ぶ信仰の道を、鮮やかなカラー写真と平易な文章でガイドする歴史紀行。歴史と文化の風が吹く古道を歩いてみませんか。[品切]
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目次から はじめに 4
第T章 六十里越街道とは 6 六十里越街道の役割 6 六十里越街道「全行程」概観 8 山形城下 8 山形城下から白岩まで 9 白岩から本道寺まで 11 本道寺から松根まで 13 松根から鶴岡城下まで 14 第U章 出羽三山と六十里越街道 22 出羽三山とは22 湯殿山への四つのゲート 24 注連寺と大日坊 25 霊域「湯殿山」ワールド 38 御宝前(御神体) 38 仙人沢と玄海(行場) 41 出羽三山への幾つものアプローチ 42 奥州街道から 42 羽州街道から 43 羽州浜街道(北国街道)から 43 会津や米沢城下から 44 もうひとつの六十里越街道 「道智みち」 45 第V章 湯殿山古道を歩く 54 本道寺〜志津〜湯殿山 54 本道寺(西川町本道寺) 54 砂子関 58 椿沢 58 一本木茶屋跡 59 大淀大明神 60 四ッ谷「山の神」 61 弓張茶屋跡 63 石畳の道 64 石塔坂 65 志津 67 焼山尾根 69 大岫峠 72 一本橋跡 74 玄海〜石跳沢〜装束場〜湯殿山 76 六十里越街道との分岐〜玄海広場 76 玄海広場〜山回りコース 〜石跳川との合流点 78 姥前小屋跡〜薬湯小屋跡 (装束場跡) 79 月光坂〜湯殿山御宝前 81 松根〜大網〜田麦俣〜湯殿山 82 弘法の渡し跡 82 松根の庚申塔(山道区間の入り口) 83 大滝不動尊への追分石 85 十王峠 86 |
イタヤ清水と六地蔵
(大網の「上道」「下道」) 87 塞ノ神峠 89 田麦俣 90 蟻腰(越)坂と弘法茶屋跡 94 独鈷茶屋跡と護摩壇石 96 護摩壇石と道普請供養塔 97 細越峠 100 御宝前遥拝所への往復 101 笹小屋跡から一本橋跡へ 102 湯殿山内の参道ルート 103 旧参道103 湯殿山ホテルからの参道 107 「豆腐道」 108 第W章 六十里越街道の今 114 近代以降の「六十里越街道」変遷図 114 よみがえる六十里越街道 118 エコプロ 122 「六十里越街道と出羽三山」 関連略年表 124 本書制作への主な参画・ 協力者と参考文献 128 宿泊施設・問い合わせ先 129 ことばMEMO 山先達 31 八方七口 31 檀廻 38 奥州街道 48 羽州街道 48 羽州浜街道(北国街道) 48 舟形街道 48 寒河江ダムと移転集落 55 道草MEMO もう一つの関ヶ原 ―「出羽合戦」と朝日軍道 17 山形「八日町」発展のはじまり 21 湯殿山と即身仏 35 出羽三山と女人結界 37 湯殿山「廃仏毀釈」後日譚 40 「六十里」は何処から何処まで? 街道名由来諸説 49 『金草鞋』と六十里越街道 51 密造酒℃膜盾ェ語る 三山参詣の賑わいぶり 56 「月山越えの道」と岩根沢日月寺 57 月山夏スキーと六十里トレッキング の拠点「月山志津温泉」 70 「湯殿山ホテル」の今昔 75 湯殿山登拝道がある自然博物園 77 田麦俣田植踊と田麦俣まつり 92 発見≠ウれた湯殿山 道普請供養塔は語る 99 戊辰戦争と六十里越街道 104 斎藤茂吉と六十里越街道 105 「銭踏む道」 111 |