歴史・民俗
2008年刊

年貢
佐竹氏秋田藩の台所事情
渡部 景一(わたなべ けいいち)著
四六判・285頁 定価2000円+税
ISBN 978-4-89544-474-3

検地と年貢に本格的なメスを入れ、秋田藩特有の当高制≠解明、平易に解説する。佐竹氏20万石を支えた舞台裏が克明な資料解説によって今初めて明らかに。
重版 旧題「佐竹氏秋田藩の台所」
冊数

目次から
第一章 佐竹氏二〇万石の意義
 一 佐竹氏と秋田転封
 二 所領秋田仙北両所
 三 御役高二〇万五八〇〇石と郡名改正

第二章 秋田藩の石高
 一 難解な石高
 二 石高制を創始した太閤検地
 三 秋田藩の石高の実態

第三章 藩制を支えた渋江田法
 一 田法の創始者渋江政光
 二 渋江田法
 三 秋田藩の検地家と渋江田法

第四章 秋田藩特有の当高制
 一 新田目道茂の当高制
 二 当高の形成過程
 三 当高の表示
第五章 秋田藩の検地
 一 検地とは何か
 二 秋田藩の検地
 三 検地の方法

第六章 検地帳
 一 検地帳の内容と様式
 二 一例としての「中村検地帳」

第七章 分国法でもある黒印御定書
 一 貢租賦課の黒印御定書
 二 黒印御定書の例
 三 黒印御定書の変遷
 四 黒印御定書の条々

第八章 秋田藩の免
 一 免の意義
 二 平均免三二段

第九章 物成と諸役
 一 主役としての物成
 二 諸役その他の雑税
 三 物成・小役の納め方

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