歴史・民俗 |
2008年刊− |
戊辰戦争出羽戦線記
澤為量・奥羽鎮撫副総督の征討記録から
神宮 滋(かみや しげる)著 A5判・211頁 定価2000円+税
ISBN 978-4-89544-479-8 近代日本誕生の最大の陣痛といってもいい戊辰戦争。その出羽戦線の先頭に立ったのが志高き異風の公卿だった。その公卿による征伐記と人物像を、史実に忠実に編んだ労作。[品切]
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目次から |
はしがき 5 序 章 澤為量と戊辰戦争出羽戦線 11 戊辰戦争/澤為量の出羽転戦/老いてなお志高し/異風の公卿 /公卿お飾り論/さわさんみ/本書の構成 第一章 澤副総督の行軍及び在陣日誌 23 三月二日京師発程〜六月十三日三卿久保田集結見通しまで 三月廿日松島浜発途〜四月三日仙台城下本陣中 四月九日仙台滞陣〜七月廿九日久保田在陣 八月十四日仙北在陣〜九月廿三日久保田在陣 八月廿三日仙北在陣〜九月十日久保田在陣 八月朔日久保田在陣〜明治二年正月東京凱旋後 第二章 澤(副総督、同会議所)の発信受信文書 121 第三章 探索報知文書 141 むすび 173 補論 東北から今一つの戊辰戦争論 175 戊辰戦争なしで中央集権国家は成立し得たか 北方政権論は東北正義論の前座であっていいか 雪冤物語が繰り返されていないか 小異と愛惜は論理の外であってよいか 付属資料 185 参考資料 203 |