戯曲・詩集・小説 |
2008年刊− |
超積乱雲
醍醐 麻沙夫(だいご まさお) 46判・567頁 定価2800円+税
ISBN 978-4-89544-472-9 アマゾン川を舞台に、昭和の日本人移民の喜怒哀楽を壮大なスケールで描いた1300枚に及ぶ大河小説。ブラジル移民100周年記念出版。
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目次から
序 章 アンデスとアマゾンの踏査 001 アンデス越え/アマゾン下り/河口の街/ベンテス知事の申し出/熱帯の夜/コンセッション契約/ガラナの夢/ガラナ商人たち 第一章 アマゾン入植 061 移住の話/航海/マウエス到着/雨のなか/ガイオラ船/マナウスにて/開拓 第二章 目は星に 126 カメの産卵/日常/ツクナレ釣り/アナコンダと遭遇/アナコンダの神話/トッカが教えたこと/崎山一族の出発/崎山一族の入植/崎山一族の日常/ガラナ園の演説/七尾の武司/踊りの練習 第三章 一粒の麦 195 昭和十四年二月/出会い/一杯の水/赤いカノア/伸一の出来事/愛の告白/三石久のこと/別れ 第四章 熱帯の街 298 メルカード/トマトのこと/忘れな草/武司の旅 第五章 戦争がはじまる 335 戦争/Uボート/焼討/トメアスへ移送/辻小太郎の逃亡/巨大な湖/伸一のサンタレン上陸 第六章 トメアスの生活 389 倉庫の生活/ゼロからの再出発/終戦/手紙 第七章 臣道連盟 426 勝ち組と負け組/終戦一周年/日本は勝った/サンパウロ政治警察/独房/島送り/渡真利という男/日記 第八章 アンシェッタ島 486 島の生活/外出は自由/身代り/吉井碧水/運動会/面会人 第九章 新生 515 ウニベルサル号の航行/忘れな草ふたたび/釈放運動/再会/放浪の旅/密入国/追放/二度目の再会 |