ノンフィクション |
2008年刊− |
高岡専太郎
ブラジル移民の赤ひげ先生
押切 宗平(おしきり そうへい)
46判・230頁 定価1600円+税
ISBN 978-4-89544-486-6 秋田県に生まれ、ブラジル移民の赤ひげ先生と呼ばれた医師の、知られざる生涯を活写する。悪性マラリアなどの予防医学の権威として、邦人移民社会の保健衛生に貢献した「もう一人の野口英世」の生涯。
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目次から 1 もう一人の野口英世 7
2 横堀小学校 11 3 十歳の旅立ち 16 4 川舟に揺られて 21 5 師との出会い 26 6 丁稚奉公 31 7 薬学校調査 36 8 医学校調査 42 9 八通の手紙 47 10 明治病院での悩み 53 11 横堀駅での別れ、渡伯 58 12 大正六年(1917)船出 64 13 サンパウロでの生活 69 14 在ブラジル日本人同仁会 74 15 サンパウロからのお悔やみ状 79 16 オウリニヨス駅 (1) 84 17 オウリニヨス駅 (2) 89 18 ブタンタン研究所 94 19 マラリア救療活動 99 20 平野植民地―なぜ悲劇は起きたか 104 21 赤ひげの直訴状―消えた懐剣 109 22 京都帝国大学 113 |
23 京都残像 119
24 昭和五年(1930)家族全員で帰郷 124 25 ブラジル再渡航―おれは腹を決めた 132 26 赤ひげを消せ 137 27 赤ひげ起つ 143 28 理想を求めて 互生会 148 29 サンタ・クルス病院の証言 (1) 153 30 サンタ・クルス病院の証言 (2) 159 31 オウリニヨス文化協会 165 32 遠藤幸雄 風土病を語る 170 33 高山写真館 175 34 戦時下の生活 180 35 Dr.センタロー・タカオカ学校 185 36 二人の息子 190 37 後に続くもの 195 38 晩年の赤ひげ 200 39 大坂夏の陣 206 40 最終章 至人 211 あとがき 217 あとがき その2 220 ご協力いただいた個人及び団体一覧 224 参考文献・資料一覧 226 |