歴史・民俗
2008年刊

楯突く群像
天下人・秀吉と奥羽一揆群
高島 真(たかしま しん)著
46判・233頁 定価1700円+税
ISBN 978-4-89544-482-8

天正末期(1590年ごろ)、天下統一をもくろむ豊臣秀吉の軍勢に、奥羽の中小領主や豪族たちは氾濫を繰り返した。山形庄内、秋田仙北、宮城・岩手の大崎・葛西一揆、和賀・稗貫、岩手の九戸の乱などの資料を基に、地方の立場に立って描かれた戦国の歴史読本。
冊数

目次から

はじめに 9

第一章 秀吉のもくろみ 13
行動の手引きになった少年期の経験  14
企てにとりかかるまでの道のり  17
体制をおびやかす要因の始末  19
秀吉の発した強権の数々  22
天下の統一と奥羽仕置  25
強硬な検地態度  26
太閤検地の特徴  29
奥羽における検地のからくり  31
察知されていた不穏状態  35

第二章 史実を追って 37
奥州・出羽で同時発生した大蜂起  38
出羽庄内の武藤氏の動き  40
越後における本庄氏の系譜  43
反逆する本庄繁長  45
武藤義氏の興亡  48
非運の武藤義興  52
本庄繁長と最上義光  56
最上義光の工作  65
本庄氏の行方  71

第三章 老幼ばかりの人質 85
仙北一揆のはじまりと終わり  86
削られる知行高  95
再蜂起阻止のため人質を強制  98
人質は何処から集められたか  105
没収された武具の数々  112
納得しない百姓ども  114
伊達政宗の謀略  116
由利郡境での待ち伏せ  126

第四章 棄てられた起請文 129
庄内の川南・川北ともに蜂起  130
越年する藤島城の一揆  140
藤島籠城組の末路  144
支配のために在地武士らを任用  152
直江兼続の『地下人上下共身持之書』  155

第五章 争乱の果てに 163
葛西勢が豊臣方を迎え撃つ  164
大崎氏の衰亡  169
一揆の首領に和賀氏と稗貫氏  173
大崎・葛西一揆のはじまり  178
政宗と氏郷の出兵  182
誘発された和賀・稗貫の一揆  185
鬼になった政宗  187
押し潰された和賀・稗貫  200

第六章 屠所に歩む九戸政実たち 205
九戸政実が反旗を掲げる  206
豊臣勢の奥州再仕置発動  211
九戸城の攻防戦  217
浅野長政らの謀略  225
薩天和尚の苦悩  230
開城の手法に驚くべき類似性  235
太閤秀吉の悲哀  238

 おわりに  243

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