歴史・民俗
2009年刊

続「梅津政景日記」日記読本
渡部 景一(わたなべ けいいち)著
46判・263頁 定価1800円+税
ISBN 978-4-895444-506-1

街道と水運、山林開発と鉱山、鷹狩りと動植物、茶の湯と連歌……。秋田藩家老梅津政景の日記から江戸時代初期の「秋田」を読み解く。日記から外様大名の生活と治世が見える。
*「秋田藩の自然と文化」改題・再刊
冊数

 序−史料について−

一 初代藩主佐竹義宣と梅津政景
1 佐竹氏の出自と義宣
2 梅津政景の略伝と『梅津政景日記』
二 街道の発達と水運
1 本街道と脇街道
2 雄物川と米代川の舟運
三 秋田藩の山林とその開発
1 転封前の森林開発
2 佐竹義宣の林政
四 秋田領の生物相と文化の関り
1 多様な動物と鳥類
2 豊富な水産資源
3 有用な植物相
五 馬の文化
1 交通運輸の機関としての馬
2 御番乗
3 幕府の馬買い
六 諸鉱山の盛衰
1 院内銀山の栄光と諸銀山
2 諸金山の盛衰
3 鉛山と硫黄山
七 鷹野に暮れた佐竹義宣
1 鷹の習性と鷹狩
2 主役の鷹
3 鷹狩の獲物
4 領内三方面の鷹場
5 鉄炮野
6 北国の鷹と幕府の鷹買い
八 茶の湯の世界
1 佐竹義宣の茶の湯の系譜
2 江戸の茶の湯サロン
3 秋田の茶の湯
九 連歌の流行
1 連歌の世界
2 佐竹義宣と連歌
3 秋田の連歌
十 能の流行
1 能の世界
2 江戸の能
3 秋田の能
 
あとがき

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