人物研究・伝記 |
2010年刊− |
鈴木文治のいる風景
日本労働運動の源流をつくった男
芳賀 清明(はが きよあき) 46判・219頁 定価1600円+税
ISBN 978-4-89544-528-3 日本労働運動の先駆者として「友愛会」を創立。弱き者の友として生きた男の「ゆかりの場所」を克明に辿り、いま「貧困と格差」の時代によみがえる、その足跡を検証する!
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第1景 鈴木文治を育んだ生まれ故郷9 第2景 恵まれた中学時代と苦学の高校時代17 第3景 弱き者の友として生きる決意27 第4景 日本労働運動の源流「友愛会」の創立37 第5景 初めてかかわった労働争議 47 第6景 アメリカ労働総同盟大会で挨拶57 第7景 友愛会室蘭支部と松岡駒吉67 第8景 国際労働法制委員会と友愛会第七周年大会75 第9景 日本最初のメーデー87 第10景 神戸の川崎・三菱造船所大争議97 第11景 日本労働学校の設立109 第12景 関東大震災と総同盟の方向転換宣言119 第13景 労働代表としてILO総会へ131 第14景 総同盟の分裂と労働組合主義143 第15景 第一回普通選挙に立候補し当選155 第16景 総同盟会長辞任と自伝『労働運動二十年』167 第17景 兄と慕い師と仰いだ吉野作造の死175 第18景 翼賛政治への抵抗183 第19景 戦後初の総選挙に「死の立候補」191 第20景 仙台二十人町教会での葬儀201 エピローグ 210 鈴木文治と私──あとがきに代えて 213 主要参考文献 218 |