エッセイ・評論・文芸研究 |
2012年刊− |
秋田の「森林(もり)」を歩く
蒔田 明史(まきた あきふみ) A5判・125頁 定価1400円+税
ISBN 978-4-89544-559-7 植物生態学が専門で文化庁の文化財調査官(天然記念物担当)をつとめた著者が、地元紙に連載した「自然と文化」に関するコラムを1冊に。地元民にとっては当たり前にみえることも、視点を変えると貴重で稀有な宝物、ということを教えてくれる。[品切] |
はじめに 7
「変わらないこと」の力強さ スプリング・フラッシュ ネマガリダケの一生 秋田の「みどり」 マツ枯れと暑い夏 目にはさやかに……? 冬来たりなば……? ヒトの時間 雪につつまれて エコミュージアム 角館のサクラ 文化財とは何か 文化財調査官という仕事 人が作り上げた自然 となりのトトロ 森の生き様を探る 自然を感じる心 クマとの共生? 教育的指導 秋田の森林づくり 暖かい冬 おもてなしの心 自然に触れるには? 語り継ぐこと四八年に一度の……? ローテクの勧め |
比内鶏を食べてはいけない?
一枚のグラフ71 豊かな自然って何だろう? 無事な関係 二二世紀を想う 情報量 ニセアカシア 木を植えること 文化的景観 巨樹の魅力 ローカリズム 科学的態度 冬枯れの街 チェンジ 一〇年一昔 桑ノ木台湿原 花の色 タケの不思議 性善説 大学の先生という仕事 豊かなみどりに包まれて 巻末資料『秋田の森林づくり検討委員会報告書』より おわりに |