（一財）民族芸術研究所／編

46判・222頁　定価1600円+税

ISBN 978-4-89544-573-3

昭和初期に｢仙北歌踊団」を主宰、全力で秋田民謡の向上に取り組んだ児玉暁村。その知られざる業績と思いに、80年の時を越えて迫る労作！

刊行にあたって　　　1
�T　〔小玉暁村の人と業績〕　　小田島清朗　5
�U　〔暁村によせて〕
　俳人・暁村の感性が捉えた仙北民謡　　工藤　一紘　122
　暁村の郷土芸能の研究や想いに学ぶこと　　麻生　正秋　131
　この人こそ飾山囃子子育ての親　　根岸　正幸　137
　三一さんのレコードを手本に　　千葉　美子　142
　藤田嗣治と小玉暁村　　原田久美子　146
�V　〔暁村の関係著作から〕
　民謡仙北おばこ　　荒川鉱山　楽天生　154
　民謡私論　　寺田　啄味　157
　にがた節情調　─われらの民謡よ何処へ行く？　　中川　白芳　162
　郷土芸術往来（仙北の歌踊）（抄）　　小玉　暁村　166
　秋田民謡の味　　小玉　暁村　171
　飾山囃子の再認識とお願　　小玉　暁村　175
　田園の娯楽問題　　小玉　暁村　179
�W　〔資料編〕
　武田忠一郎「小玉暁村氏のこと」　　184
　楽譜「おぼねだし」と「生保内節」　　186
　小玉暁村著作一覧　　188
　小玉暁村略年譜　　206

あとがき　　219