ノンフィクション |
2014年刊− |
双極性障害と闘う
患者として、新聞記者として
熱海 芳弘(あつみ よしひろ)
A5判・144頁 定価1600円+税
ISBN 978-4-89544-578-8 「躁うつ病」で失職した元新聞記者が綴る渾身の「カミングアウト」。全ての精神疾患患者とその家族のみならず、健康なあなたにも届けたい一冊。
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はじめに──なぜ、ずっと「カミングアウト」できなかったのか 6
双極性障害(躁うつ病)の発病 9 初恋・新人記者の生活 23 整理部異動で初めての「うつ」状態 31 「精神科病院」への初入院 38 「精神科病院」の日々。そして離婚へ 48 「精神疾患」で自殺した同期の記者 60 故郷での「躁転」「うつ転」 71 あこがれの東京本社への異動 78 オウム真理教事件の現地取材キャップとして 87 閉鎖病棟「保護室」へ。そして退職 93 初めての「激うつ」 双極性障害者団体の理事に 104 おわりに──なぜ、いま「カミングアウト」をする気になったのか 112 わたし流の再発予防のコツ 114 資料編 120 解説(高卓士・精神科医=B―Rain Clinic院長) 130 参考文献 140 |