歴史・民俗 |
2017年刊− |
「秋田藩」研究ノート
金森 正也 46判・193頁 定価2000円+税
ISBN 978-4-89544-628-0 政治、経済にとどまらず、藩校の気風や改革派官僚たちの肖像、大坂藩邸役人の暮らしぶりまで、知られざる「藩」の内部にわけいって考察する歴史読本。 |
「当高」制とはなにか 「向高」ということ 近世後期の高について 地方知行制について 刊本『御亀鑑』の不思議 佐竹義和「明君」論を考える 「御亀鑑」編さんの意義 藩校の気風 門閥VS下級官僚 改革派官僚の肖像(1) 改革派官僚の肖像(2) 改革派官僚の肖像(3) 改革派官僚の肖像(4) 大坂詰留主居役の日々 文人・介川緑堂 大坂詰役人の正月 |
政策はどのようにして決定されたか 郡奉行の設置 農民の撫育 郡方支配がめざした「農民成立」 老農関喜内のこと 浄因の思想と『羽陽秋北水土録』 長崎七右衛門と『老農置土産』 前北浦一揆 奥北浦一揆とその後 日本海運と秋田湊(1) 日本海海運と秋田湊(2) 廻船問屋・小宿・導船仲間 両湊をささえた二つの「澗」沖口の統制 「秋田風俗問状答」翻刻本の不思議 「別号録」の、松平定信の序文について 男鹿民衆の蝦夷地稼ぎと移住 北家のアウトドアライフ |