歴史・民俗
2017年刊

北前船寄港地ガイド
加藤 貞仁(かとう ていじん)
A5判・146頁 定価1900円+税
ISBN 978-4-89544-642-6

動く総合商社といわれた北前船の寄港地を全国に訪ね、史跡や文書、記念館などを平易な分と写真でガイドする、最新オールカラー歴史探訪。

冊数

目次
近江 蝦夷地へ渡った商人たち
大阪 北前船の起点・終点
摂津・播磨・淡路 高田屋嘉兵衛のふるさと
讃岐 金毘羅信仰と塩飽衆
備前・備中 朝鮮通信使の往来
備後・安芸 瀬戸内海の真ん中
周防・長門 いよいよ「北前の海」
石見・出雲 「客船帳」に繁栄の記録
中国山地 日本の鉄の8割を生産
隠岐 大海原のとまり木
伯耆・因幡 北前船の帆影遠く
但馬 美しい入江の連なり
丹後 由良川水運と北前船
若狭 京へ通じる鯖街道
越前敦賀 北前船の誕生と終焉
九頭竜川流域 継体天皇のふるさと
加賀市 日本一の富豪村
金沢 銭屋五兵衛の光と影

能登半島 あふれる北前船の遺産
越中 薬売りを支えた北前船
越後 江戸前期は「羽賀瀬船」
佐渡 実物大の迫力「白山丸」
庄内 西回り航路の起点
由利・土崎 数多い秋田の「方角石」
男鹿・能代 米代川が運んだ木材と銅
津軽 藩を支えた「津軽四浦」
下北 豊かだった「海の時代」
箱館 幕府直轄で大発展
松前 鯡―ニシンは魚に非ず
江差 江差の五月は江戸にもない
余市・小樽 北進する北前船
東蝦夷地 航跡は北方四島まで

※本書は2002年刊『北前船─寄港地と交易の物語』底本に、内容を最新の情報に改め、ハンディな廉価本にしなおしたものです。


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