教育・研究
2021年刊

肝星細胞の研究
未知の細胞を追った40年
妹尾 春樹(せのお はるき)
A5判・440頁 定価5800円+税
ISBN 978-4-89544-663-1

「日本人研究者たちの苦闘により先駆的研究がなされ、そのフィールドが北極圏まで広がった肝星細胞研究。今や研究は肝臓のみならず全身の星細胞にまで及び、その全貌が解明されつつある。学会の常識を覆し、肝臓組織学を正しい軌道に乗せ、細胞のパラダイムシフトを可能にした研究成果が一冊に。

冊数

学歴
昭和44 年 3月 東京私立麻布高等学校卒業
昭和50年 3月 東京医科歯科大学医学部医学科卒業
昭和55年 4月 東京医科歯科大学大学院医学研究科入学(形態学系解剖学専攻)
昭和59年 3月 東京医科歯科大学大学院医学研究科修了、学位(博士)取得

職歴
昭和50年 6月 医籍登録(227910)。東京医科歯科大学医学部付属病院第三内科医員(研修医)
昭和51年 3月 横浜南共済病院内科医師
昭和52年 4月 リハビリテーションセンター鹿教湯病院内科医師
昭和52年10月 東京医科歯科大学医学部付属病院第三内科医員
昭和59年 4月 東京医科歯科大学助手(医学部第一解剖)
昭和62年 8月 文部省在外研究員としてノルウエー、オスロ大学医学部(主任 K.R.ノーラム教授)に留学し、ビタミンA貯蔵細胞の研究に従事した(平成元年7月まで)
平成 2年 6月 東京医科歯科大学助教授(医学部第一解剖)
平成 6年10月 秋田大学教授(医学部解剖学第二講座)
平成15年 4月 秋田大学教授(組織変えにより医学部構造機能医学講座細胞生物学分野)
平成18年10月 国立大学法人秋田大学理事・副学長
平成20年 4月 秋田大学教授(医学部構造機能医学講座細胞生物学分野)
平成21年 4月 秋田大学大学院教授(医学系研究科細胞生物学講座)
平成27年 4月 放送大学秋田学習センター客員教授を兼任
平成28年 4月 秋田大学名誉教授(医学部)
平成28年 4月 東邦大学客員教授(医学部)
平成28年 4月 医療法人楽山会 副理事長 健康管理センター長 はまゆりケアセンター施設長
平成29年 3月 日本医師会認定産業医登録 第1602372号
平成30年 1月 身体障害者福祉法第15条第1項に規定する指定医(岩手県知事)
平成30年 4月 社会福祉法人敬仁会理事、老人健康施設くらかけの里管理者、医療法人敬徳会評議員
令和 元年11月 日本ビタミン学会功労会員

学会の役職等
学会の理事、評議員、学術委員長、世話人(日本結合組織学会、日本解剖学会、日本ビタミン学会、
日本細胞生物学会、肝類洞壁細胞研究会)
学術誌の編集(Cell Biology International. 日本結合組織学会誌)

主催した学術集会および市民公開講座
平成 8年 2月 The 2nd international symposium on vitamin A and hepatic stellate cells
平成10年 2月 The 3rd international symposium on vitamin A and hepatic stellate cells
平成 10年 4月〜5月 第45回マトリックス研究会学術集会
平成15年12月 第302回脂溶性ビタミン総合研究委員会学術集会
平成16年 9月 日本解剖学会第52回東北・北海道連合支部会学術集会
平成22年 8月 第42回日本結合組織学会学術大会、第57回マトリックス研究会大会 合同学術集会
平成25年10月 平成25年度日本ビタミン学会市民公開講座
平成26年10月 日本レチノイド研究会第25回学術集会
平成27年10月〜11月 第29回肝類洞壁細胞研究会学術集会

研究助成金等の審査員(一般財団法人山下太郎顕彰育英会、公益信託林女性科学者研究助成基金、科学研究費等(日本、イギリス、NATO、米国、イスラエル))

市民公開講座(能代市、鹿角市、男鹿水族館GAO、秋田大学東京サテライトオフィス)、
高大連携授業(横手高校、秋田高校)、小中学校への出張講義(河辺中学、大館市立越山小学校)

受賞歴
昭和62年 東京医科歯科大学医科同窓会第1回研究奨励賞
平成 4年 日経サイエンス創刊20周年記念論文優秀賞
平成 8年 第3回汎太平洋結合組織学会シンポジウム賞
平成10年 第9回国際肝類洞壁細胞シンポジウム最優秀ポスター賞
平成14年 日本眼科学会雑誌最優秀論文賞
平成15年 秋田大学医学部第1回教育優秀賞
平成17年 平成17年度日本ビタミン学会賞
平成28年 日本結合組織学会学術賞

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