東北の本 |
1999年刊− |
東北の交流史
渡辺 信夫(わたなべ のぶお)編 四六判・220頁 定価1800円+税
ISBN 4-89544-214-4 人、物、情報はどのように伝わったのか。交易、交流、開発の歴史をたどって受容一辺倒の東北の歴史観を見直す13の論考。
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目次から
東北の交流史(渡辺信夫) 古代東北の海道・陸道(熊田亮介) 平泉藤原氏と奥大道の開発(矢田俊文) 近世初期の北奥社会とオットセイ(榎森進) 北出羽にみる日本海交易(古内龍夫) 元禄時代の最上川舟運(横山昭男) 近世後期における三陸地方の海産物流通(細井計) 近世後期南北交易の中の由利郡(長谷川成一) 近世東北の「絹の道」と流通ネットワーク(吉村仁作) カナダ密航の記録(山形孝夫) 仏像からみた東北仏教の受容と変容(大矢邦宣) 東北・絵師の軌跡(濱田直嗣) |