まえがき 一 歴史を誇る秘湯 いまだに残るエピソード 藩主が湯治した「鶴の湯」 元禄時代に開業 二九〇年前、小屋八軒 凶作で湯治客来ない 創業者の家系 二 明治のころの湯治客 舟で川を渡る 金持ちは馬で湯治 険しい田沢湯道 おおらかな混浴風景 三 世相を反映する湯治客 不景気だった昭和初期 戦争で客足遠のく 雪で半年は営業不能 戦後、人気を呼ぶ タケノコ採りで賑わう 四 山と湖と温泉の町 「鶴の湯」専用車を運行 町が観光で脚光浴びる 湯治の楽しみ 名物の山菜料理 五 旅情あふれる湯宿 伝統的な湯治場 経営者交代 資金ゼロから出発 伝統守りながら改善 日本一に選ばれた露天風呂 通年営業で繁盛 六 秘湯に仕上げた男 「鶴の湯」独特の魅力 アイデアマンだった父 大釜温泉を建て替え 発想の転換で成功 緑に恵まれた半生 七 「鶴の湯」ガイド 人気高い秘湯中の秘湯 |
鶴の湯温泉の効能 |