東北の本
1999年刊

東北やきもの紀行
宮城正俊(みやぎ まさとし)著
A5判・203頁 定価2000円+税
ISBN 4-89544-217-9

広く東北一円に秘蔵された東洋古陶磁や東北を代表する古窯を訪ねて、著者40年に及ぶ「やきもの」への研究成果を一冊に編む。[品切]
冊数

目次から

李朝小影
李朝 その出会い/母の死をめぐって/李朝白磁頌/黒高麗回想/三島馬上杯/粉引徳利のこと/秋草抄/李朝の「季節」

陶磁十話
やきものの王者/緑釉の壷と秋草の壷/掬粋巧芸館と「陶守」のひと/やきものの歴史性と文学性と/「茶陶」放談/民窯と雑器の美/切込焼余録/瑞巖寺の茶陶/掘り出し実録/やきものの「生命」

東北やきもの紀行
掬粋巧芸館への道/漢から六朝へ/唐の三彩壷と白壷/千年の時空をこえて/「竜文」を追う/仙台藩と茶壷/「秘色」の世界/高麗の青磁/「陶枕」余話/白磁散見/磁州窯系/名陶秘話/「花盆」を見る/古窯寸描/古瀬戸/伊達家霊廟とやきもの/初期伊万里/東北の「古伊万里」/「柿右衛門」随想/切込焼と「窯ぐれ」/民窯の雄―堤焼/「古九谷」二題/旅の終わりに(拾遺)


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