序にかえて(谷藤正三) まえがき プロローグ 第一章 物部長穂の生いたち 物部文書 神々の存在 饒速日命 いく作連 秋田物部氏の天降り 物部氏の秋田への定住 長穂の生家 落馬した佐竹藩主 菅江真澄が見た境村 唐松神社 長穂の誕生 幼少から青年の頃 故郷での体験と研究対象 内務省技師への道 工学博士の誕生 耐震理論が問い直された関東大震災 土木試験所の発足 物部土木試験所長の勅任 試験所時代の功績 晩年の長穂 第二章 物部長穂の人となり テニスで健康維持 嗜好品と食事 勉学方法 抜き書き 部下の指導 その性格 親しい友人 詩歌に傾倒 第三章 水理学の軌跡 独特な土木用語 水理学とは 水理学の歴史 明治四十四年洪水 我が国初の水理実験 飯野川大堰と北上大堰 著書『水理学』 多目的ダム論 多目的ダムとは何か ダムの安全率 第四章 耐震工学の軌跡 研究の目標 耐震工学への傾倒 震度法の歴史 重力式コンクリートダムの耐震設計 |
地盤と地震の強さ |