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磐梯高原から喜多方へ続くひばらビューライン(国道459号)沿いにある温泉リゾート「ラビスパ裏磐梯」。
山々に囲まれた自然豊かな場所にあり、大きな施設が目をひく。オープンは平成8年7月で、ここの自慢はなんといっても立派なプール。温水を利用したさまざまなプールがいっぱいあり、一日たっぷり楽しめる。
心身ともにリフレッシュできるバーデンプールゾーンのほか、流水プールなどがあり、中でも2人乗りのボートで約100mのコースを豪快に下るマジックスランダー(1日500円で乗り放題)は人気抜群。歩行浴ゾーンは足腰の筋力アップに効果があり、腰痛で整形外科に通っていた人が、歩行浴で改善した例もあるという。
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大浴場「五色の湯」には、古代ヒノキを用いたヒノキ風呂があり、たっぷりと満たされたお湯と木の香りでくつろぎたい。お湯はナトリウム―塩化物泉で、肩まで浸かれば、気分も爽快となることうけあいだ。
一歩外に出ると、きれいに手入れされた日本庭園と露天風呂がある。露天風呂は天然の岩を生かした造りで、その隅には洗い場が設けられているのも親切。季節の風を肌に受けながら、ぜいたくな時間の流れを楽しもう。
源泉は、施設の建設に合わせて掘り当てたもので、桜峠から引湯されているという。
裏磐梯高原からの行楽帰りに利用するのにも便利で、また地元から通ってくる常連客も多く、人気のスポットとなっているようだ。
湯上がりのあとは館内のレストラン「水芭蕉」や休憩室「さくら」、カラオケルームでのんびりしよう。
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「ラビスパ裏磐梯」近くにはおすすめの見どころもたくさんある。そのひとつが、雄国沼(おぐにぬま)湿原だ。平成9年には新しい「雄国パノラマ歩道」も整備され、「ラビスパ裏磐梯」から雄国沼湿原までハイキングを楽しめるようになった。遊歩道からの展望は素晴らしく、たどり着いた湿原の風景も美しい。6月中旬のレンゲツツジや7月中旬のニッコウキスゲが見事だ。
また裏磐梯方面へ足をのばせば、五色沼(ごしきぬま)などの湖沼群をはじめ、秋の紅葉で有名な中津川渓谷も楽しめる。
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