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平成 年4月に市民のための健康増進施設として誕生した「いわきゆったり館」は、いわき湯本温泉街とは少し離れた、JR常磐線を挟んで反対側の浅貝にある。
近代的なデザインの外観。中に入ると、天井が高く、大きな空間が広がるエントランスホール。南側は日差しがさんさんと降り注ぐガラス張りで、非常に明るい。ホールの半分は吹き抜けになっており、1階の軽食コーナーはまるで屋外にいるかのよう。外光を有効的に取り入れて、とにかく明るい雰囲気が演出されている。
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1階にあるクアハウスも、同じ設計思想が生きている。ゆったりとした広さ、やはり外壁はガラス張りで、十分な採光を確保。明るくゆったりした雰囲気に包まれている。
クアハウスは水着着用で入る「水着浴ゾーン」とふつうの「裸浴ゾーン」に分けられ、「水着浴ゾーン」の浴槽はかぶり湯、寝湯、箱蒸し、うたせ湯、気泡湯、圧注浴、サウナと種類が多いのが特徴。隣接して mプールもあり、ひと泳ぎしてから温泉に入るということも可能だ。
一方、「裸浴ゾーン」には男女各3つの浴槽と露天風呂がある。こちらも同様に明るい空間で、快適な入浴を楽しめる。
時々、クアハウスを利用しに訪れるという 代の男性は、「ここのいいところは、名前の通りゆったりしていること。それに何といっても明るくてきれいなのがいい」と話してくれた。
職員の方によると、確かにそういう声が圧倒的に多いという。また日帰り入浴はほとんどが市内からのお客さんだそうで、いわき市民お気に入りの温泉施設となっているようだ。
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クアハウスは温泉施設だけでなく、ここにはさまざまな施設も充実している。休憩ができるリラックスルーム、運動してひと汗流したい人はトレーニングルームも完備。ほかにも宿泊施設やオーディオビジュアルルームなども。
またレストラン「花水木」では小名浜漁港で水揚げされた新鮮なイワシを使った「いわし丼」(600円)が人気。予約制だが「あんこう鍋」(3500円)というメニューもある。
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