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vol.22で紹介した朝朱(あさあけ)の湯の向かいにあるのが「奥中山高原温泉 煌星の湯」。こちらの施設名は、星空がよく見える奥中山高原にちなんでつけられた。
煌星の湯は奥中山高原スキー場のセンターハウスとしてオープンし、宿泊と温泉施設として親しまれている。300台収容のスキー場大駐車場から、白壁に黒い柱が格子を描くデザインの建物を見上げると、3階ほどの高さに玄関があって、そこまでの長い階段が続いている。この玄関がどうしても目立つのだが、階段左側にエレベーターも設置している。
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温泉は朝朱の湯と同じ源泉を使っている。朝朱の湯のような露天風呂はないが、市松模様にタイルが張られた大浴場はシックで、観葉植物などのグリーンも配され、高級感あふれるムード。ドライサウナや電気風呂もあり、ゆっくりと温泉入浴を楽しめる。女性の脱衣所にはパウダールームが隣接していて、ヘアドライヤーやブラシなどが備えてある。
休憩はセンターハウスと宿泊客共通のフロント前の階段を上り、2階の和室大広間、南斗の間へ。また、日帰りプラン(個室休憩、温泉入浴、お酒またはジュース1本、コース料理のセットで4000円と4500円)も用意されているから、豪華なお昼ご飯と安らぎの時間を過ごしたい人は予約してから出かけよう。
軽食であれば、スキー場に面した「カシオペアホール」へ。ラーメンやどんぶりものなどが食べられる。フロントで販売している奥中山高原アイスクリームやヨーグルトも、フレッシュクリームたっぷりでおいしい。
宿泊用の客室は清潔で日当たりもよくゆったり気分で過ごせる。客室の名前も星座にちなんで「ふたご」など、親しみがもてるかわいらしいネーミングになっている。
冬期は、早朝からナイター営業の夜間までスキー客やスノーボード客でにぎわう。緑の季節は爽やかに風が抜け、年間通して、晴れた夜は澄み切った空気の向こうに、煌めく星空が見える。
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休憩室からの見晴らしは最高
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