秋田県 黄桜の里 |  |
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| 「道の駅」とうほくガイド（無明舎出版編）より |
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秋田県本荘市と岩手県大船渡市を結ぶ国道107号は、かなりの部分が山中を走り、カーブが連続する国道だが、太平洋側と日本海側を結ぶ重要なルートである。 本荘市から国道107号に入ると隣が東由利町で、２つの短いトンネルを抜け、長い坂を越えると間もなく道の駅「東由利」で、およそ30分のコースだ。また、秋田県横手市から国道107号に入った場合も、道の駅までの所要時間は30分ほどである。 道の駅の目玉は黄桜温泉「湯楽里（ゆらり）」で、浴室はゆったりとしたスペースになっている。お湯は無色透明でなめらか。 | ||
| 道の駅近くの「八塩いこいの森」は珍しい黄色の桜（う金（こん）・御衣黄（ぎょいこう））が咲くことでよく知られている。道の駅の愛称もこれから取ったもので毎年５月中旬の土・日曜日に行われる「黄桜まつり」には、県内外から多くの花見客が訪れる。 | |||
 物産コーナーは道の駅正面入り口を入ってすぐのところに設置されている。面積はそれほど広くないが、品ぞろえに気が配られている。東由利町と近隣市町村の物産コーナーと県内物産コーナーがあり、時々品ぞろえを変えてリピーターに対応している。 地元産品ではＪＡの加工所の漬物がお奨め。東由利町は林業も盛んな町で、近くに八塩山などブナ林が多く、天然もののキノコもとれる。 この地は由利牛の産地として有名だがフランス鴨の飼育も盛んで、この道の駅のレストランでも食べることができる。物産コーナーにはそれらの加工品として「ウインナソーセージ｣（５００円）、｢ロースハム｣（９５０円）、｢スープ｣（２００円）などを並べている。 桐材も特産品で、地元で桐製品を作っている。整理箱など小型のものが物産コーナーにあって人気商品となっている。 お食事処「やしお」のメインはフランス鴨で、柳川風に食べる「やしお定食」、｢フランス鴨照焼丼｣（各９５０円）、｢鴨ラーメン｣（６５０円）などがある。 １階の大広間は１日８００円で利用でき、その間何度でも入浴できるのがうれしい。 道の駅に隣接するショッピングセンター「ぷれっそ」には菓子類や手づくりドーナツを即売する「おやつの駅」などもある。 |
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| お食事処「やしお」 | 無料休憩所 | 「黄桜の里」１階の物産コーナー |
 ●八塩いこいの森 黄桜で有名。キャンプ場ではオートキャンプも可能。 ０１８４-69-２２０６ ●岩館の大イチョウ 戦国時代、若くして亡くなったこの地の妃の化身と伝えられる。樹齢３００年以上。県天然記念物。 問合せは、東由利町企画課 ０１８４-69-２１１０ ●湯出野遺跡 縄文後期から晩期にかけての遺跡。１０３基の土こう墓があることで有名。 問合せは、東由利町企画課商工観光係 ０１８４-69-２１１３ |  黄色の桜の花が咲く「八塩いこいの森」 |
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| 数値等のデータは1999年現在のものであることをご了承下さい。 |
