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「道の駅」とうほくガイド(無明舎出版編)より |
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青森市から国道280号を海岸沿いに北に向かい、蟹田(かにた)町で県道鰺ヶ沢(あじがさわ)蟹田線に左折し、大平で左折して県道今別蟹田線で今別に向かう。JR津軽線の鉄橋をくぐるとすぐに、「津軽二股駅」の正面に道の駅「いまべつ」がある。今別町にはJR津軽海峡線の青函トンネルの入り口があるため、道の駅の建物は青函トンネルをイメージして造られている。入り口がトンネルで左に津軽半島、右に下北半島がある。建物の反対側には北海道渡島半島を模した出入口があり、トンネルのように通り抜けられるのがおもしろい。 道の駅の隣にはJR津軽線の「津軽二股駅」と、JR津軽海峡線の「津軽今別駅」があり、さらに新幹線が開通すれば奥津軽駅も開設される予定になっている。駐車場も整されており、ここは全国でも数少ない、電車と自動車の二つの交通機関をつなぐ役割をもった道の駅になる。 | ||
また、今別町は東西に山、南に川、北に海をもつ自然豊かな土地なので、道の駅は海や川で釣りをする人、山へ山菜採りに入る人の休憩場所ともなっている。 |
半島ぷらざ「アスクル」内に販売コーナーと観光情報コーナー、喫茶コーナーがある。販売コーナーには、今別町の特産品である「塩ワカメ」(300円)や「ちりめんこうなご」(400円)が並ぶ。釣り用品のコーナーもある。 観光情報コーナーには、今別町や津軽半島の観光情報や近海の釣り情報などが、模型や大きなパネルを使ってわかりやすく展示されている。 軽食・喫茶コーナーでは、町の特産品を使った「海草ラーメン」(600円)の他に4種類の「カレーライス」(550円)も人気。マスター自慢のコーヒーも、1杯300円で楽しめる。 ロビーの真ん中には大きな円柱の水槽があり、四季折々の津軽海峡の魚が泳いでいる。 入り口に、 時間開放の休憩所がある。冬には1メートル以上の雪が積もるため、JRを利用する人の休憩所として重要な役割をもっている。今は外にある公衆電話も、休憩所内に移す予定だという。 奥津軽農林公園がある。栗林を含む1・2ヘクタールの広々とした公園でドライブの疲れをいやすのもいい。 |
道の駅の後ろ側は「津軽二股駅」となっている | 中央の大型円柱水槽では海水魚が泳いでいる | 軽食・喫茶コーナー |
●袰月(ほろづき)海岸 切り立った断崖が続く岩礁帯。晴れた日には高野崎から下北半島や北海道が見える。キャンプ場や遊歩道もある。 問合せは、今別町商工観光課 0174−35−2001 ●津軽半島眺海の森林 丘の斜面にあり、パターゴルフコースやフィールドアスレチック場、キャンプ場、スキー場などがある。 0174−35−2091 | 袰月海岸の先端となる高野崎 |
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数値等のデータは1999年現在のものであることをご了承下さい。 |