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「道の駅」とうほくガイド(無明舎出版編)より |
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福島県・会津若松市と山形県・米沢市とを結ぶ国道 号のバイパスが終わった所で、喜多方市から米沢方面に向け右折する辺りに、道の駅「喜多の郷(さと)」がある。 喜多方市は2650以上の蔵が分布するという「日本一の蔵の町」。道の駅の各建物も全て蔵造り風に統一されていて、落ち着いた雰囲気だ。目玉の日帰り温泉保養施設「蔵の湯」は人気が高く、休日には大駐車場が溢れて駐車スペースを拡大するほど賑わう。 |
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蔵とラーメンの町としても全国的に有名な喜多方市。町なかの蔵めぐりの他、農家蔵が集まる杉山地区など周辺にも蔵は多く、楽しめる。さらに「会津うるし美術博物館」・「桐の博物館」・「喜多方蔵の里」などありまた、喜多方ラーメン食べ歩きに訪れる人も多い。 会津若松に足をのばせば、「鶴ヶ城」、飯盛山、「白虎隊記念館」、「会津武家屋敷」、「福島県立博物館」等々、会津の歴史と美術・工芸の香りを存分に体感できるだろう。 |
入口近くの「観光案内蔵」には係員が常駐し、会津・喜多方地方の観光や道路情報を親切に教えてくれる。隣りの「レストランふるさと亭」では「喜多方ら〜めん」、「手打ち雄国そば」、「スタミナ丼」、名水仕立てコーヒーなど。特に、ラーメンのスープで御飯を炊いたオリジナル駅弁「ラーメン丼」は大好評だ。 レストラン棟には物産売店があり、桐下駄をはじめとした会津地方特産の桐製品、会津うるし塗りの食器類、土産用の喜多方ラーメンなどを販売。レストランと売店の間は無料休憩ロビーになっている。 一番奥が最も大きな建物で「蔵の湯」。大浴場(ジェット・気泡・サウナ・水風呂)と露天風呂、大広間(休憩用。100畳)、いろり端コーナー、軽食コーナー、売店などを備えた本格的な温泉保養施設とあって、常連はもちろんドライブ中に立ち寄った観光客にも喜ばれている(大人1日500円・小人300円)。 道の駅に隣接する大きな溜池(貸しボートあり)は、冬の白鳥や鴨、春の花見、秋の紅葉と年間通じて目を楽しませてくれる。広場には地元農協婦人部による野菜直売コーナーも開かれて好評。 |
「レストランふるさと亭」 | 温泉「蔵の湯」 | 一番人気の「ラーメン丼」 |
●会津喜多方ラーメン館 喜多方ラーメンのテーマ館。各種麺・スープ・ラーメングッズ類の販売、試食、情報コーナー(ラーメン店マップ)等。製造工程見学も。 0241-21-1414 ●桐の博物館 桐工芸の歴史と文化を総合展示。「履く」「弾く」「描く」体験コーナーも。 0241-22-1911 | |
休日になると行列もできる人気の「喜多方ラーメン」 |
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数値等のデータは1999年現在のものであることをご了承下さい。 |