No30−仕事三昧モードへ−
１１月１１日〜１９日
１１日（木） １０時のJAL便で東京。空港は修学旅行生でいっぱい。初めて飛行機に乗る生徒もいるので離発陸のたびにものすごいどよめき。これと泣き続ける赤ちゃんには睡眠を妨げられるので苦手。前日、大曲農業高校太田分校の収穫祭の取材で思わぬハプニングがあり、生徒を前に喋らせられた。分校の生徒は１００人ほどだが、そのうち女性徒は３割。このうちのさらに３割はものすごい美人というかかわいい。確率からいくと「美女軍団」といってさしつかえない。加えて話を聞いても素直で人なつっこい娘が多いので最近高校生がすきになってきたところ。郷土芸能部の練習風景も見て、民謡や笛を吹く高校生を見直した。空港で修学旅行生に会うたび、ついつい分校生のことを思い浮かべてしまう。事務所についていつもの通り冷蔵庫チェック、買い物。お米を大量に炊き、おにぎりにして冷凍庫へ。夜は肉を食いたいという息子と近所の「牛角」へ。冷蔵庫の残飯整理もしたいのだが。
１２日（金） 朝は９時まで熟睡。東京駅まで散歩がてら歩き「あさま」で長野へ。あっという間に着く。これじゃ首都圏のようなものだ。新幹線といっても秋田は遠いからなあ。駅で龍鳳書房の酒井さんの出迎えを受け、駅前ホテルで長野出版人懇談会の講演。同じホテルで懇親会の後、駅前の居酒屋で２次会。
１３日（土） 快晴の朝。龍鳳書房の酒井さんのリンゴ畑を見学。美味しいリンゴをたくさんいただく。東京に帰り、夜はほうれん草鍋。深夜新宿まで散歩、最終電車で帰ってくる。古川ロッパ「昭和日記」を拾い読み。
１４日（日） 昼まで寝てしまう。日曜日だからいいか。明るいうちから当てもなくぶらぶら江戸川橋、新宿、四谷と歩き回る。夜は大量のカレーを作り、冷凍庫保存。おにぎりとカレーさえあれば飢えはしない。
１５日（月）あいかわらずぐっすり眠れる。秋田にいるときよりもストレス少なくリラックスしている証拠か。午前中デスクワーク。午後から移民関連の著書が多いF崎さん見える。２００８年のブラジル移民１００年記念写真集の打ち合わせ。夕方、神保町まで散歩、古本屋さんから本を買う。夜は残りごはんでチャーハン、せっかく作ったカレーをまだ一度も食べていない。
１６日（火） またしても昼まで寝てしまう。だいぶ緊張感が緩んでいる。１１月初めまで新刊ラッシュ準備で忙殺され、それがあらかた終わったので油断があるのだろう。もう次の戦略の具体的な作業に入らなければいけない時期なのだが、今はあまり仕事のことを考えたくない気分。ブランチはチャーハン。またしてもカレーを避ける。早稲田方面に散歩。といってもだらけきった日常を代えるため、どこか喫茶店ででも仕事をしようと思い、重い鞄を担いでの移動である。リーガロイヤルホテルのロビーで２時間仕事に集中する。これは大成功だった。喫茶店とかで仕事できないタイプだが、ホテルの広々としたロビーでならぐんぐん能率が上がる。高田馬場まで歩き、戻ってくる。夜は水道橋まで歩き、帰りに「レトロ屋」という立ち飲み屋でいっぱい。演出計算された「古きよき昭和の居酒屋」だが、つまみも作るオヤジも運ぶオバチャンも本格的な高齢者。若い子たちの「イラコイ」（バカのひとつおぼえで、いらっしゃいこんにちは、を連呼する人種）のない店で、それだけでも気分がいい。イワシの缶詰をあたためただけのものやハム焼きなんていう素敵なメニューがある。ハイボールだ、カストリだと妙に斜に構えてカッコつけたりもせず自然体で、焼酎もそれなりにいいものをおいている。きをてらってないのがえらい。
１７日（水） 午前中デスクワーク。午後から映画を観ようと渋谷に出かけるが、いくらさがしても「シネコン（シネマコンプレックス）」が見つからない。若い人に聞いてもシネコンという単語そのものがわからない。若い人といっても通りすがりではなく映画の切符を売っている人やホテルマン、デパートのコンシェルジュといった人である。５人に聞いても誰もシネコンという言葉を知らないのにショックを受ける。駅前映画館に入り直接関係者に聞くと「渋谷は単館の映画館が多いのでシネコンはない」との返事。歩きまわって損をした。銀座に出て文房具を買い利久庵という蕎麦屋で昼食。夜はガイドブックにうまいと評判の近所のスペイン料理を息子と食べに行くが、量が少なくバーレストランのような感じで早々と退散。近くのイタリア料理店で口直し。こちらは感じのいいレストランだったのでまた来よう。
１８日（木） 午前中デスクワーク。明日帰るのでいろいろ荷物を作り発送準備。ダンボール３個にもなる。昼は地方小のK氏と出版クラブで昼飯。そのまま雨の中を神保町まで。カレンダーや本を買い、歩いて戻ってくるともう夕方。夕飯を作るのが面倒なので息子を誘って近所の安い寿司屋さんへ。腹ごなしに傘をさして１時間ほど江戸川べりを池袋方面へ散歩。帰りは電車。
１９日（金） ７時起床。今日からはもう秋田仕事三昧モードに入らなければならない。朝食を作りきっちり食べる。昼の飛行機で秋田着。２時から７時までは事務所で文字通り息つくヒマもなく山のように溜まった書類を片づける。夜はいつものコースを散歩、今日から新しい腹筋運動を歩きのなかに加えたが、効果があればそのときに報告するつもり。今はまだ恥ずかしくていえない。
１１日（木） １０時のJAL便で東京。空港は修学旅行生でいっぱい。初めて飛行機に乗る生徒もいるので離発陸のたびにものすごいどよめき。これと泣き続ける赤ちゃんには睡眠を妨げられるので苦手。前日、大曲農業高校太田分校の収穫祭の取材で思わぬハプニングがあり、生徒を前に喋らせられた。分校の生徒は１００人ほどだが、そのうち女性徒は３割。このうちのさらに３割はものすごい美人というかかわいい。確率からいくと「美女軍団」といってさしつかえない。加えて話を聞いても素直で人なつっこい娘が多いので最近高校生がすきになってきたところ。郷土芸能部の練習風景も見て、民謡や笛を吹く高校生を見直した。空港で修学旅行生に会うたび、ついつい分校生のことを思い浮かべてしまう。事務所についていつもの通り冷蔵庫チェック、買い物。お米を大量に炊き、おにぎりにして冷凍庫へ。夜は肉を食いたいという息子と近所の「牛角」へ。冷蔵庫の残飯整理もしたいのだが。
１２日（金） 朝は９時まで熟睡。東京駅まで散歩がてら歩き「あさま」で長野へ。あっという間に着く。これじゃ首都圏のようなものだ。新幹線といっても秋田は遠いからなあ。駅で龍鳳書房の酒井さんの出迎えを受け、駅前ホテルで長野出版人懇談会の講演。同じホテルで懇親会の後、駅前の居酒屋で２次会。
１３日（土） 快晴の朝。龍鳳書房の酒井さんのリンゴ畑を見学。美味しいリンゴをたくさんいただく。東京に帰り、夜はほうれん草鍋。深夜新宿まで散歩、最終電車で帰ってくる。古川ロッパ「昭和日記」を拾い読み。
１４日（日） 昼まで寝てしまう。日曜日だからいいか。明るいうちから当てもなくぶらぶら江戸川橋、新宿、四谷と歩き回る。夜は大量のカレーを作り、冷凍庫保存。おにぎりとカレーさえあれば飢えはしない。
１５日（月）あいかわらずぐっすり眠れる。秋田にいるときよりもストレス少なくリラックスしている証拠か。午前中デスクワーク。午後から移民関連の著書が多いF崎さん見える。２００８年のブラジル移民１００年記念写真集の打ち合わせ。夕方、神保町まで散歩、古本屋さんから本を買う。夜は残りごはんでチャーハン、せっかく作ったカレーをまだ一度も食べていない。
１６日（火） またしても昼まで寝てしまう。だいぶ緊張感が緩んでいる。１１月初めまで新刊ラッシュ準備で忙殺され、それがあらかた終わったので油断があるのだろう。もう次の戦略の具体的な作業に入らなければいけない時期なのだが、今はあまり仕事のことを考えたくない気分。ブランチはチャーハン。またしてもカレーを避ける。早稲田方面に散歩。といってもだらけきった日常を代えるため、どこか喫茶店ででも仕事をしようと思い、重い鞄を担いでの移動である。リーガロイヤルホテルのロビーで２時間仕事に集中する。これは大成功だった。喫茶店とかで仕事できないタイプだが、ホテルの広々としたロビーでならぐんぐん能率が上がる。高田馬場まで歩き、戻ってくる。夜は水道橋まで歩き、帰りに「レトロ屋」という立ち飲み屋でいっぱい。演出計算された「古きよき昭和の居酒屋」だが、つまみも作るオヤジも運ぶオバチャンも本格的な高齢者。若い子たちの「イラコイ」（バカのひとつおぼえで、いらっしゃいこんにちは、を連呼する人種）のない店で、それだけでも気分がいい。イワシの缶詰をあたためただけのものやハム焼きなんていう素敵なメニューがある。ハイボールだ、カストリだと妙に斜に構えてカッコつけたりもせず自然体で、焼酎もそれなりにいいものをおいている。きをてらってないのがえらい。
１７日（水） 午前中デスクワーク。午後から映画を観ようと渋谷に出かけるが、いくらさがしても「シネコン（シネマコンプレックス）」が見つからない。若い人に聞いてもシネコンという単語そのものがわからない。若い人といっても通りすがりではなく映画の切符を売っている人やホテルマン、デパートのコンシェルジュといった人である。５人に聞いても誰もシネコンという言葉を知らないのにショックを受ける。駅前映画館に入り直接関係者に聞くと「渋谷は単館の映画館が多いのでシネコンはない」との返事。歩きまわって損をした。銀座に出て文房具を買い利久庵という蕎麦屋で昼食。夜はガイドブックにうまいと評判の近所のスペイン料理を息子と食べに行くが、量が少なくバーレストランのような感じで早々と退散。近くのイタリア料理店で口直し。こちらは感じのいいレストランだったのでまた来よう。
１８日（木） 午前中デスクワーク。明日帰るのでいろいろ荷物を作り発送準備。ダンボール３個にもなる。昼は地方小のK氏と出版クラブで昼飯。そのまま雨の中を神保町まで。カレンダーや本を買い、歩いて戻ってくるともう夕方。夕飯を作るのが面倒なので息子を誘って近所の安い寿司屋さんへ。腹ごなしに傘をさして１時間ほど江戸川べりを池袋方面へ散歩。帰りは電車。
１９日（金） ７時起床。今日からはもう秋田仕事三昧モードに入らなければならない。朝食を作りきっちり食べる。昼の飛行機で秋田着。２時から７時までは事務所で文字通り息つくヒマもなく山のように溜まった書類を片づける。夜はいつものコースを散歩、今日から新しい腹筋運動を歩きのなかに加えたが、効果があればそのときに報告するつもり。今はまだ恥ずかしくていえない。