大人の遠足に行ってきました
3年ぶりかな、東京奥多摩の山に登って以来だから4年ぶりか。山登りを再開しました。山頂にまだ雪の残る、早春の男鹿三山の山歩きを楽しんできました。再開を祝うかのように前夜から雨と雷が降り注ぎ、朝の天気予報では前線が真上で居座り、大雨、雷、波浪、強風……ほとんどすべての注意報が出てくれました。なのに不思議なことだが「大丈夫だろう」というまったく根拠のない自信があり、集合場所に行くと他のメンバーも当たり前のように雨のバスに乗り込んできました。雨でも嵐でも「とにかく山に入りたいッ」のです。「山の学校」メンバー8人と共に市役所前を朝7時出発。北浦の真山神社から歩き始めるころには、あら不思議、雨はやんでいました。きつく長い登りが終わる山頂の自衛隊道路につくと同時にものすごい雨。その雨の中で優雅にコーヒータイム。その後はダラダラのくだりが続き、五社堂について昼ごはん。寒かったし登りもきつかったのでが、ベテランクライマーたちの足慣らしに足手まといにならず付いていけたことに、まずは大満足。雨でしおれていたがカタクリの花がきれいだったし、危険なトリガブトがいたるところに生えているのにも驚きました。観光地の男鹿にたいしては批判的な視点しかもっていなかったのですが、いやぁ自然はかなり奥行きがある。派手な観光地とは裏腹に、シックでシンプル、さりげなさが魅力的。大人の遠足地としては穴場ですね。
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