二度も変質者にまちがわれて
夜中に窓から流れ込んだ雨水でパソコンに浸水、データを消失してしまいました。幸いというか、書きかけの原稿などはなく当座は困らないのですが、膨大な個人用写真画像や、こっそりつけていた「エアロビ日記」のデータを失い、落ち込みました。日記はもうかなり長く書いていたので、こんなこともあろうかと8割方はフロッピーに保存していましたが、ホント、バックアップはこまめにやる必要がありますね。いつ、どんなときPCがパンクしても少しも困らない、というのは仕事をするうえで、必須条件であることを痛感しました。
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ウィークデー(水)に、栗駒山(秋田県側の秣岳まで縦断)の紅葉を見てきました。今週末になれば、もうあらかた終わっていたかもしれない、という絶妙のタイミングで形容しがたいほど美しい紅葉を堪能してきました。しかし、ここでもドジ。肝心のデジカメを車の中に忘れるという失態を犯してしまいました。1年に一回だけ、それも県内有数の紅葉のメッカの山に登ったのに、よりによってカメラを忘れるという、普段はありえない行動をしてしまうのですから、笑っちゃいます。カメラがなかったので、そのぶんしっかり心に焼き付けてきましたけど。
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先週のことですが、けっこう心がささくれ立つ「小さな事件」が二つ。
ひとつはチェーン・レストランで「和風おろし・とんかつ定食」なるものを食べたのですが、おろしがいまひとつの味なので、「ソースをください」とお願いしたら、例によって「いらっしゃいませ、こんにちは」をくりかえすオーム娘が怪訝な顔で厨房に消え、別の娘が「どういうことでしょうか」とまた聞きにきました。「普通のソースが欲しいんですが」というと、その娘も首をかしげて厨房に消え、今度は支配人らしき人物が出てきて「何かご不満でも」と言い出したのです。とんかつにかけるソースが欲しいだけなのに、私は無理難題を吹っかける「変質的な客」として扱われているようなのです。「丁寧さ」を隠れ蓑にして、この人たちは自分で考え、決めることを放棄してしまったロボットなんですね。
もうひとつはエアロビ教室。レッスン終了後、横で神経質に自分の流した床の汗を拭いているオバサンが、私の場所の汗を「発見」、ものすごい形相で私にも床を拭くように強制してきました。レッスン後のフロアーの汗はインストラクターがモップで拭くのが慣例になっているのですが、その剣幕に押されて「はい、はい」とモップ掛けをしました。このオバサン、たぶん真昼間から主婦に混じってレッスンを受けている男(私)を「変質者」のように思った可能性があります。ホームレス(私)に対するような、その高飛車な態度は実に不愉快でした。フロアー全体の汗をチェックして全員に注意を与えるのならまだ筋も通るのですが、この手の自意識過剰な「暴走老人」は最近、本当に増えています。1週間で2度も「変質者」にまちがわれた安倍でした。
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秋田市郊外の山の入り口でマミ(アナグマ)の死骸。交通事故だろうか |