再び「交通誘導員」と肥満について
道路工事等の交通誘導員は太っている人が多い。工事中の路上で見かける「交通誘導員」はなぜか体格のいい人が多い。これには何か事情や理由でもあるのだろうか……ということについて、先ごろこの欄で書いたばかりだが、補足というか新たな事実のようなものが、少しずつだがわかってきた。
交通誘導員の中には、相撲取りかと見まがう若者もいて、もしかしてこれは「肥満関係専門の求職斡旋所のような組織があって就職活動支援をしているのでは」と正直なところ疑っていたのが、これはどうも当方の単純な思い込みだったようだ。実はあの交通誘導員、建設会社の従業員ではなく警備会社からの派遣社員であるケースのほうが多いようなのである。となると彼らが太っている理由も納得がいく。警備会社では防犯上の理由から、武道などのスポーツ経験者を採用するケースが多いからだ。これは確かめたわけではないが、よく知られた事実である。柔道や相撲経験のある体力自慢、少々の辛さには弱音をはかない屈強な体格の若者たちが、「道路誘導員」として選ばれて派遣されている、と考えれば、これはなるほど、納得できる。どうだろうか。
今週は、ほとんど事務所の中に閉じこもって1週間が飛ぶように過ぎていった。朝起きて、事務所で仕事をし、夕方は自宅で食事。1時間ちょっとの夜の散歩をしてから、事務所で(大画面テレビで)DVD映画を観て、ベッドで30分ほど本を読んで寝る……という判で押したような生活を繰り返している。エアロビは月曜の一回のみ。冬の間は街道歩きも山歩きもなし。早くスキーに行きたいのだが田沢湖も雪不足。何にもすることがないから張り切って散歩をしすぎ、左ひざに鈍い痛みがある。とにかく1週間があまりに早いので、ものすごいスピードでゴール(死)に向かっているような気分になり、ひどく落ち込んだ。仕事では、ずっとうまくいかなかった写真絵本のレイアウトが、あるきっかけでようやくスムースに動き出した。明るい話題といえば、この程度。
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手をつないで横断歩道を渡る老夫婦。この2人とはよく出くわす |