来年三月の観光を目指して取材を続けている「青森の温泉」「青森の公共温泉」の二冊は順調に進行中です。カメラマンは二冊とも同じ人なのですが、執筆者は別々です。
「温泉」の方は弘前市在住の高橋まりこさん。彼女はベテラン編集者です。「公共」の方は小舎の元舎員、柴田真紀子です。もうほとんどの取材は終え、両方とも執筆作業に入っています。
青森では、地元の雑誌社や東京の出版社も温泉の本を出そうと同時期に取材に入っていて、どうもかち合いそうな状況になってきましたが、これまでの経験や本の中身(コンセプト)からいって、いくら同じような本が出ても勝ち抜く自信満々なので刊行することにしました。生意気なことをいうようですが一発勝負の博打的出版はすぐ消えてなくなります。それがこれまでの経験でわかったことです。うちは作るからには十年も二十年も改訂しながら使い続けることのでき、実用性のある美しい本を作ろうと思っています。ご期待下さい。
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猿倉温泉
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