わが舎としては久々のベストセラーになった「秋田のことば」ですが、いよいよ再来年度にはCD−RM版がリリースされることになり、連日秋田県教委ではスタジオで音や映像の収録が行われています。もう新聞報道などでご存じの方も多いかもしれませんが、早々とマスコミ宣伝が先行して「いつ出ますか?」という問い合わせも多いのですが発売は2003年です。また、本を作ったのがわが舎なのでCD−RMも同じところと思ってらっしゃるようですが、これはまた新たな入札になります。したがってうちがやると決まったわけではありません。入札にはもちろん参加しますので、先日、そのプログラミングを依頼しようと思っている東京のボイジャー社を訪ね打ち合わせをしてきました。2003年にはDVDが本格化しているので、そちらになる可能性も高く、ここ2,3年のデジタルの進歩でどう動くか予断を許さないところです。県の入札方法というのもちょっと変わっています。たとえば1000万円の予算内でできるだけすばらしいプログラミングをした社に仕事を落とす、というやり方で、そのコンペに勝たなければならないのです。官民の協力する仕事はこれからますます増えていくのは間違いありませんが、ビジネスにうとい官が最近はかなり勉強して、すごい方法で私どもに仕事を投げかけてきます。うかうかしていられません。
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