今年は無明舎創立三十周年にあたります。といって派手なお祝い事やイベントはまったくやりません。かわりに3点の本を出しました。前からお知らせしている『北前船』と『奥州街道』のオールカラー版2点、たぶん12月末か1月初旬刊行になる『舎史ものがたり』の以上3点です。オールカラー版の2点はB5版250ページの大型本にも拘らず廉価なのは、どこにも謳ってはいませんが(ヤボなので)赤字覚悟(全部売れても)の記念出版持ち出し企画のためです。『舎史ものがたり』のほうは逆に、本来は社史なのですから無料が常識ですが、「ほしい人、読みたいひとに手渡したい」という切なるこちら側の希望で、あえて有料(定価1000円+税)にすることにしました。一般の社史とはかなり毛色の違ったユニークな「読み物」になっています。3点とも小舎刊行物と同じくご注文いただければ幸いです。
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