ポリオ根絶に向けてWHOの医務官として世界最悪のポリオ多発地帯インド北部に派遣されている元秋田大学医学部の遠田先生が日本政府への中間報告のため帰国しました。じっさいに多くの図表やチャートを使って現状をレクチャーしてもらったのですが、宗教などによる偏見(ワクチンを飲むとエイズにかかるとか子供が出来なくなるとか)で、大半の子どもが小児麻痺というインドの村もあるのだそうです。WHOでは天然痘を根絶したようにポリオも2005年までに根絶宣言を出す予定でしたが、そううまくことは運ばないようです。遠田先生の医療活動は小舎のHPで読めますが、8月11日付の朝日新聞秋田県版にも記事が載っています。
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