11.2016年1月27日 行方不明
 無明舎では商品を発送するとき、3つの配送方法がある。厚さ2cm以下のものはヤマト運輸の「クロネコDM便」。厚さ3cm以下は郵便局の「ゆうパケット」。それ以外のものは佐川急便の「飛脚宅急便」。一番多く利用するのはクロネコDM便だ。これは郵便物と同じ扱いになるため、各家のポストに直接投函される。送料は安いが、他の二つと比べて、到着までに時間がかかる。例えば、秋田から東京までだと3〜4日かかる。これは個人利用ができず、法人で契約していないと使えないため、一般の人にはあまり馴染みがない。そのため、注文したのに商品が届かないといったクレームの連絡が頻繁にある。今や、amazonなどで本を注文すると、首都圏では当日に届いたり、遅くても次の日には届くようになっている。これに慣れてしまった人だと、注文してから3日も4日も届かないと確かに不安になるのもわかる。
 先日、あるお客様から1ヶ月前に注文した本がまだ届いていないとの連絡を受けた。調べてみると、注文があった当日に確実にクロネコDM便で発送している。ヤマト運輸にも確認したが、そちらのほうでも、確実にお客様のポストに投函しているとのこと。建物を間違えたり、違うポストに投函した可能性もないとのことだった。その旨をお客様に伝えたが、やはり受け取っていないと言う。どんなふうに梱包して送ったのか確かめたいとの連絡があり、発送した封筒の画像を送り確認してもらったが、やはり見覚えがないという。こんなことは今までなかったので、本当に不思議だ。配送業者が間違えたのか、お客様が見落としているのか、それとも別の理由があるのか、いずれにしろ、あの荷物は一体どこへ行ってしまったのだろうか。
(M)