113. 2020年12月17日 いい塩梅
 週初めから寒波がやってきて、一気に冬になった。秋田市内の積雪はたいしたことないものの、風が強く、昼間でも体感温度はマイナスだ。歩道も車道もツルツルに凍っていて、歩く人も車もノロノロ運転。朝の通勤ラッシュ時は事務所の近くの道路が珍しく渋滞している。 豪雪地帯の県南は一晩で80cmもの積雪を記録し、SNSで県南の友人達の投稿をみると、皆一様に雪かきの動画を載せていた。今年、関東圏から横手市に移住した友人からは、雪かきスコップでは歯が立たず、電動の除雪機を購入したと連絡があった。
 去年は希にみる暖冬で、年を越しても雪が降らず、一月中に閉鎖したスキー場もあった。
 除雪の仕事をしている人たちは仕事がないと嘆いていた。県南では名物のかまくらを作るため、隣県の山から雪を運んできたほどだ。多ければ多いで困るし、なければないで困る。ちょうどいい塩梅に降ってはくれないものだろうか。
(M)