120. 2021年3月13日白神山地
 新刊『秋田・白神入山禁止を問う』が刊行された。世界自然遺産、白神山地の入山や管理を巡る、秋田、青森両県の対応を追ったルポルタージュだ。この本を編集している時から、いずれ白神山地に登ってみたいという思いが募っていた。周辺にはいくつかのキャンプ場もあって、キャンプ仲間からも評判がいい。登ってみたいと思ったのは至極単純な理由で、「世界自然遺産だし、一度は登らなければ」という理由だ。そんなことを考えていたとき、ハッと思い出した。そういえば、幼い頃に一度白神山地には登っている。というのも、4歳か5歳の頃、自分の足で頂上まで登頂した最年少記録として表彰されたことがあるのだ。どんな山で、どのような登山だったかは全く覚えていないが、最年少記録というのが頭の片隅に残っていた。そうか、一度登っていたのか。まあ、何も覚えていないから、いずれもう一度行って登頂しようと思っている。
(M)