121. 2021年3月20日
 西日本に住む友人達のSNSの投稿を見ていると、皆一斉に畑の畝作りを始めている。こちらも、畑を覆っていた厚い雪がやっと溶け、土が顔をだした。そろそろうちの畑も畝を作り始めようかと思っているが、まだ三月半ばだ。雪国ではよくあることだが、春めいてきたなと思って気が緩むと、突然ドカ雪が降ったりする。だから、急く気持ちをおさえて、鍬をいれる時期を慎重に待っている。
 昨年は畑の醍醐味である夏野菜を植えることができなかった。その分、今年はあれを植えよう、これを植えようと計画を練ってきた。ある人が「畑をやっていて楽しいのは、収穫はもちろん、今年は何を植えようか考えている時」と言っていた。その気持ちが少しわかったような気がした。
(M)