141. 2021年8月6日 アブ
 岩見山内、付伸の滝(ふのしのたき)のそばに湧き水がある。ここの水が美味しくて、夏場は涼も兼ねてよく水を汲みに行く。ただ、ここ、アブがすごい。先日も水を汲みに出かけたのだが、うっかり半袖半ズボンという出で立ちで行ってしまった。湧き水の近くに車を止め、降りた瞬間からアブが襲いかかってきた。持っていたタオルでアブを振り払いながらなんとか水を汲み、車に駆け込みその場を離れたが、腕と足はボコボコ。猛烈なかゆみが襲ってきた。
 アブはよくハチの仲間だと勘違いされることが多いが、ハエの仲間だ。ハチは身を守るために針で人を刺すが、アブは純粋に栄養補給として噛んで吸血する。噛まれるとチクッと針で刺したような痛みが走り、その後大きく腫れあがりかゆみや痛みが発生する。ブヨも同じくハエの仲間で、蚊に比べて毒性が強く、激しいかゆみと炎症を引き起こす。それと、これは個人的な見解だが、アブやブヨはしつこい。払っても払ってもまとわりついてくる。
 この日はとても暑く、たくさんの人が滝を見に来ていたが、アブがすごすぎて皆早々に退散していた。
(M)