16. 2016年3月11日   献本
 続々と新刊が出来てきている。三月も、もう二冊刊行予定だ。新刊ができると、マスコミに献本する。それぞれの本の内容にあわせて送り先を決める。新聞社やテレビ局、雑誌の編集部など。記事として取り上げてもらうためだ。著者から、ここに献本して欲しいと依頼されることもある。平均すると、毎回、5〜10社に献本している。今までで、一番数が多かったのは、鉄道の写真集を出した時だ。鉄道関連の雑誌や書籍を出している会社はかなりの数に上る。同人誌やミニコミ誌も入れるとさらに増える。著者から依頼された分も含めて、20冊以上献本した。そのうちどのくらい記事として取り上げられたかはわからない。丁寧に、取り上げさせていただきます、と連絡してきてくれるところもあれば、知らないうちに記事になっていて、そのことをだいぶ経ってからネットで知るなんてケースもある。影響力が強いのは新聞だ。大手新聞社や地元紙が記事にしてくれると、反響がある。新聞の広告欄に載るよりも、やはり記事になると注文が増える。最近立て続けに二冊、地元紙一面の社説で本が紹介された。毎回こうして紹介してくれればと思うが、そう上手くはいかない。
 今日も出来上がったばかりの新刊を、どこに献本しようか、頭を悩ませている。
(M)