275. 2024年4月15日100円ショップ
 極力、目的なく100円ショップに入らないようにしている。買うつもりがなくても、ついつい何かしら買ってしまうからだ。そして、必要もないのについつい買ってしまったもので、買ってよかったと思ったものはほとんどない。先日、バスに乗ろうとバス停に行くと、バスがくるまで20分時間があった。真後ろは某100円ショップ。仕方ない、ここで時間を潰そうと入店。私が100円ショップで惹かれるのは「お掃除グッズ」だ。"便利そうな"商品が所狭しと陳列されている。ここ数日、事務所の窓のサンの汚れが気になっていたため、何かいい商品はないかと探していると、"水洗いできる窓のサンブラシ"なるものが。これは一般的なサンブラシのヘッド部分にペットボトルの蓋状のアジャスターがついており、空になったペットボトルに水を入れ、ブラシを装着できるというもの。ペットボトルの水をだしながら掃除することができる。「失敗しても100円だし」の囁きに負け購入。しかし、なんとこれが大当たり。久々に良い買い物をした充足感を味わった。
 前述したとおり、100円ショップで"当たり"はほとんどないが、何年かに一度、こういう"当たり"があるから、入りたくなってしまう。そういえば、数年前、ブラジルから友人家族が来日し、どこに行きたいかと尋ねたところ、1番最初にでてきたのが、「100円ショップ」だった。ものすごい勢いで商品をカゴに入れていく様に唖然としたことを覚えている。100円ショップで万単位の買い物をする人をはじめて見た。
(M)