桜が満開だ。先週末、明徳館に調べ物をしに行こうとしたのだが、千秋公園周辺のあまりの人出に途中で引き返してきた。友人達と集まり、ブルーシートをひいて飲み食いするような花見はもう何年もやっていない。しかし、毎年行くお気に入りのスポットはある。外旭川病院の脇を流れる草生津川だ。川の両脇が遊歩道(全長300m程)になっていて、こじんまりとしているが、人も多くなく、私のお気に入りだ。数年前に、この近くに住んでいる著者のお宅へ伺ったときにこの場所を見つけた。以来、毎年ここの桜を見にきている。そして毎年同じ場所から同じアングルの写真を一枚撮る。今年は4月に入ってから暖かい日が多く、桜が咲くのも例年に比べかなり早いと感じていた。しかし、去年同じ場所で撮った写真を見返すと、今年と全く一緒の日付だった。それでも昔と比べれば随分早くなった。私が幼少期のころは、花見はゴールデンウィークの行事だった。この30年で季節が2〜3週間ずれてきている。