40. 2017年4月7日  イノシシ
 ここ最近、秋田でもイノシシの目撃が急増しているとニュースが伝えていた。イノシシの北限は宮城県だったのだが、温暖化の影響で少しずつ北上しているらしい。県北の大館でも発見されたというからかなり北のほうまで北上している。先日、秋田市内の手形山を散歩していると、前方50mほどの茂みから、ガサガサっと音がしてうす茶色の生き物が横切った。はっきりとはわからなかったが、あの毛色と形はもしかしたらイノシシだったのかもしれない。秋田市中心部の手形山にと思われるかもしれないが、以前、クマを追う写真家Kさんが、「太平や仁別だけでなく、手形山にも相当数のツキノワグマや野生動物がいる。気づいていなのは人間だけ。」と言っていた。クマはとても臆病な動物なので、人間の前に姿を現すことはないが、クマからはちゃんと人間が見えているという。
(M)