83. 2018年9月18日   Morioka Book Camp
 盛岡で開催された「Morioka Book Camp」に行ってきた。岩手県立美術館の裏側にある盛岡中央公園で、東北各地の小さな書店が集まりブースをだして本を売るというイベントだ。現在、日本各地で様々なブックフェスが開かれているが、このイベントはキャンプと名がついているとおり、会場内にテントサイトが有り、そこで一泊して、夜通し、座談会やお音楽のライブ、トークショーなどが催される。出店しているブースも本屋だけではなく、飲食店、雑貨屋、服屋などが本屋と同じくらい出店している。といっても大規模なものではなく、出店ブース30店程度のこじんまりしたものだ。スノーピークというアウトドアブランドと提携していて、出展ブースのテントや、バーベキューコーナーは全てスノーピークのもので、本にはさほど興味のないキャンプ好き達も大勢来ていた。
 こういうイベントでは珍しく、岩手県立図書館もブースをだしており、こちらは子供たちに読み聞かせをしたり、読書感想文の書き方のワークショップをしていた。
 街中や書店などで開催されているブックフェスとはちがい、こういった屋外での複合的なブックフェスは、収益よりも「遊び」がメインで、今後、こういった本を中心としたイベントは増えていくのではないだろうか。
(M)