95. 2019年10月8日  印字
 最近、原稿の印字作業が増えている。高齢の著者からの入稿は、データ入稿ではなく、手書き原稿、もしくは古いフロッピーでの入稿が多いため、読み込んで変換することができず、こちらで印字しなおしている。今も、あるお寺の寺史を編集作業中なのだが、一部データになっていない箇所を印字している。量はそれほど多くないのだが、なにせ漢字が難しい。住職の個人名や仏教用語は読み方すらわからないものが多い。その都度、一字一字調べながら印字するため時間がかかってしまう。その反面、知らなかった仏教用語を覚えられるというメリットもある。知っている漢字の組合せでも一般的な読み方とは全く異なったり、30数年生きてきて初めて目にする漢字もある。
 漢字の奥深さに触れながら、もうイヤ!という気持ちと格闘しながら作業している。
(M)