稲庭うどん物語
四六判・120頁 定価1200円+税 冊数
まえがき

一 旧街道のうどん屋さん
 絶品の味、風味 
 代々伝わる石がめ
 落ち着いたたたずまい
 番頭さんはミュージシャン
 老舗の直営店
 九州にも進出

二 老舗の商法
 明治時代の書付け
 「宮内省御用干温鈍」
 万延元年(一八六○)創業
 勧業博覧会で受賞
 二四里運び東北本線に積む
 「手づくり」に徹する

三 「うまいものは売れる」自信
 企業化に成功
 稲庭うどんで町おこし
 丹念な生地づくり
 職人の勘がつくる「食味」
 乾燥までご三日間

四 脚光浴びた秘伝の味
 着実に販路拡大
 マスコミが取り上げる
 老舖の製法を公開
 「職人」を育てる

五 うどんよもやま話
 うどんの由来
 うどん屋で逢い引き
 豪華になった具
 

 福井産の石臼
 老舗のエピノード

六 職人の多い町
 戦後の暮らし
 城跡に建つ今昔館
 昔の稲庭市
 華麗で丈夫な川連塗り
 秋田仏壇の産地
 川連こけし

 あとがき−−稲川町探訪記

2000/8/22 河北新報読書欄掲載記事


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