「幻の日本酒」 酔いどれノート
四六判・300頁 定価1800円+税 冊数
第一章 吟醸酒という言葉のないころ
ゆっくりスタート10
初回と二回目の酒そろえ11
私の知っていた吟醸酒15
苦心の酒あつめ17
プライド19
恩人21
演出家は飲めない22
だれが責任を負ったか24
人集めに「幻」の文字26
やがて「会三則」28
料理より先に酒30
月例開催に32
昭和五五年ごろ34
自然にわかってくる36
きき酒は無し38
吟醸古酒の発見40
例会がデビューの場に42
本を書く44
花岡正庸の言葉から46
酒問屋主導の吟醸純米酒48
出版パーティー50
夏はダメか52
蔵元見学会(丸真正宗) 54
NHKのスタジオで飲む56
蔵元見学会(東力士・鏡山) 58
お呼びしないのが原則59
品質論争61
一升瓶をボトルキープ63
古い紙幣で当時の復刻酒65
デパートの対応67
蔵元見学会(米鶴) 69

第二章 ひろがる輪
今井宏さん74
富川憲知さん76
栗原信平さん77
日本吟醸酒協会の発足79
思惑81
吟醸規格の純米酒83
地酒居酒屋85
地酒酒販店87
酒の語り手89
カタログから91
蔵元見学会(天覧山) 93
新しい約束事95
伏見の蔵巡り97
テーマも多様化99
昭和六一年ごろ103
蔵元見学会(長野県諏訪地区)106
ふるさとから出たがらない酒108
『幻の日本酒を求めて』110
蔵元見学会(秋田ツアー)112
『吟醸酒のはなし』115
蔵元の私生活116
知事を表彰117
明治の銘柄119
蔵元見学会(山鶴・春鹿) 121
フランス視察旅行123
南極支部124
多才な講師陣126
話すのも勉強128
そんな酒、ほんとにあるの?130
プレゼント132
平成三年ごろ134

第三章 まだまだあるぞあの酒、あの店
「集」を離れる 138
行きつけの店140
兆屋141
「吟ビール」に思う 143
『新銘酒紀行』146
命がけ親子丼148
ガード下の店149
酒を食う奴151
親子酒153
もっとゆとりを156
ハーモニーとコントラスト159
酒ばやしハンナ161
『吟醸酒誕生』163
雰囲気も変え165

  

第四章 飲みも飲んだり三千種
専門誌誕生170
季節ごと171
セミナーを開く174
石川弥八郎賞176
「米百俵」179
「不作に腐造なし」182
現代の名工183
そばと吟醸酒185
全国交流会187
さらば滝野川189
串焼きなばや190
復活のチャンス193
貧者の一灯195
心からお見舞い申し上げます196
平成の千住河原酒合戦199
会員たち201
奥様もお誘いして202
日本人の飲み方204
振り返れば二○年206
酒蔵のメセナ207
「喫茶室」は酒がダメ? 208
「神力」復活 211
芭蕉の歩いた道と酒213
吟醸酒を最初に置いた店215
伝統と新しい銘柄218
ボランティア220
外国産清酒222
幻の米224
ホンモノとニセモノ225
節度も教えよ227
新しい時代228
精米歩合230
高くて飲めない232
安い吟醸酒のつくり方 233
結婚を祝う235
ワイン事情236
なにかヘンだよ会の方向 238
出品酒を飲む240
理想的な地酒居酒屋243
表示基準244
マスコミの評価246
「盗み見酒」初演248
青年老いやすく酒成りがたし251
終わりも静かに253

 あとがき(篠田次郎) 256
 例会賞味銘柄リスト 290(i)
  


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